クワガタ業界 基礎用語

このコーナーでは本HP上に出てくるクワガタの用語などに関して説明を打ってみようかな?ってコーナーです

ただ所詮素人のぺいぺいブリーダーのまとめですのでここに付されている説明は鵜呑みにせずに自分で調べましょうね・・

用語 読み方 意味
アルファベット
CB しーびー Cross Breed(クロスブリード)の頭文字をとったもの これも使い方がまちまちのようだ
累代が異なるものを交尾させて得られた個体を指したり、同じ種で産地が判明しないものをかけて得たりした個体をさしたり、単に累代が判明しないので(わからなくなった?)こう言ったりすることもあるようだ
よく見るのは 累代飼育個体に 血の入れ替えのためにワイルドや他の系統(血統)とかけたものの言うことが多いようにみえる
私がこれを書いたときは上記の通りCross Breedの略と載っていた本をみて書いたが どうやら正しくはCaptiveBredの略らしい  

F0 えふぜろ クワガタ業界で使われる言葉 野外で得られた幼虫など成虫以外のフェーズで採集してを羽化させた個体群に対して使われるようだ

F1 えふわん 遺伝学などでは異種間の雑種第1代目を指すが( the first filial generation)、クワガタ業界では飼育によって得られた1世代目をF1と呼ぶことがある しかしどうも使用の仕方がまちまちであるようだとクワガタ書籍に書かれている
ワイルド個体から得られた次世代をWF1と呼ぶことが多い
遺伝学ではF1の親はP (Parents)と呼ぶ

NB エヌビー ニューブリテン島の略

PNG
P.N.G
ぴーえぬじー パプアニューギニアの略 普通は国のパプアニューギニアを指す よく産地で略で使われている

ssp えすえすぴー sub species サブ スピーシーズ の略 speciesは種、つまりサブ「スピーシーズ」とは亜種のこと
例 ssp daisukei  とは直訳すると「亜種 ダイスケイ」ということ ちなみに単にこれだけ書かれてもわかりにくいので「ギラファノコギリの亜種でssp daisukei 」などという風に書かれることが多い

WF1 わいるどえふわん クワガタ業界のみで使う用語 ワイルド入荷で得られた個体を元に繁殖させたF1個体を指す

ア行
亜種 あしゅ 種よりさらに下の分類  ssp
同じ種でも地域によって形態がことなるもの 特に島や離島などで形態の違いがことなることが多い

色虫
彩虫
いろむし ドルクスに代表される黒い体色のクワガタに比べて色鮮やかな体色のクワガタ 当初はオーソドックスでメジャーなドルクス種に比べてマイナー種のほかの虫を指してイロモノ扱いの意味もあったようだが現在は価値観の多様化でキクロマトス、ツヤクワガタの人気も高まり鮮やかなクワガタとして業界に位置づけられている ニジイロクワガタやパプキンことパプアキンイロクワガタももちろんこの言葉で括られる

羽化 うか 昆虫の変態において蛹から成虫に脱皮すること

オアシス おあしす 砂漠の中の緑地や湖・・でもあるがクワガタの飼育に関してのオアシスとは 切り花を差して水を補うための保水材のこと包丁やナイフで簡単に切れてスプーンで抉れるため前蛹や蛹を移す「人口蛹室」の材料とする
他にもインセクタリウムのセット内の材料としても使用

大アゴ おおあご クワガタムシの♂や♀の口についている「はさみ」のこと

オオヒラタケ おおひらたけ 菌糸瓶の菌株としてよく使われる ヒラタケと類似してはいるが別種 オオクワ、ノコギリ、パプキン、ニジイロなど一般に菌糸瓶飼育が可能とされている種類にはなんでも使える

小原流ホール おはらりゅううほーる 大阪で標本の即売会でよく会場になる場所 御堂筋線本町駅から近くにある建物
たまに標本の即売会を覗くと結構いい刺激になる まとめ買いのダンピングも関西人には楽しい

カ行
害虫 がいちゅう 通常は人間にとって好くない働きをする虫のこと
クワガタの飼育に関しては主に幼虫飼育時における天敵 コメツキムシの幼虫などを指す
成虫に関しては体液を吸うダニだろうか?(もちろん幼虫にもダニは付くが・)

学名 がくめい 植物・動物すべての生物に付けられている 世界で共通して使われている種名のこと
ラテン名で属名と種名の2つで構成される

カップリング かっぷりんぐ ♂と♀を番わせること(交尾させること) ワイルド個体は野外で交尾していることがほとんどなのでカップリング
させる必要は必ずしも必要でないが 新成虫の個体はカップリングさせないと当然産まない
例外としてトレスノコギリが単為生殖を行うので卵を産む 但し単為生殖で羽化するのは♀のみのようだ

加齢 かれい 通常は文字通り「年をとること」つまり年齢が増えること クワガタなどにおいては1齢から2齢 2齢から3齢のように脱皮して成長すること

カワラタケ かわらたけ カワラタケ
タコウキン科(サルノコシカケカ科とも書かれている本もある 古いのかな?)に分類される菌類(きのこ) 世界でもっとも普通のきのこと書いてる
針葉樹 広葉樹に関わらず群生する 木材腐朽性の菌類 制癌性の高い菌で制癌剤も開発された 産卵材としては結構当初からあったのだが レイシ材がメジャーになるといったん姿を消した
現在はオウゴンオニクワガタやタランドスの産卵材、幼虫の菌床飼育材としてよく目にする

山と渓谷社 野外ハンドブック.3 きのこ 1989/10/1 15版 参照

カワラ材 かわらざい きのこの菌 カワラタケを植菌した産卵・飼育用材のこと 天然のものも販売されていることもある
国産オオクワ飼育が業界のメインだったころ存在していたが一時姿を消した 今はオウゴンオニクワガタ、タランドスオオツヤクワガタの産卵用材として有用であることがわかり よく流通している

カワラ菌床 かわらきんしょう 材を細かくしたオガにカワラタケの菌を周らせた菌床瓶の一種
オウゴンオニクワガタ、タランドスホソアカクワガタに有効 自然界に極普通にある菌のためオオクワなどにも使えるが 使えないクワガタもあるので注意

拒食 きょしょく 摂食を止める事 成虫では経験はないが幼虫飼育時に起きる 私の飼育でもよく起きるのだが原因は不明 マットの変質が起こりマットの色が変わった場合や温度が上がった場合に起こる 当然食べないので幼虫の腹部は食べ物が入ってないので透き通る こうなってしまうと大概マットと入れ替えても温度を下げても手遅れであることが多い 一度だけダールマンの幼虫でマットを変えて持ち直したことがある

グルコース グルコース

原名亜種 げんめいあしゅ

後食 ごしょく
こうしょく
羽化後に活動を開始して摂食すること クワガタの場合は樹液を吸汁すること 一般にこれが始まればしばらくしてカップリングできる

黒虫 くろむし オオクワガタなどの体色が黒い系統のクワガタを呼称する言葉 クワガタ業界のみで通用
反対語は色虫

クワ友 くわとも クワガタが好きな同好の士 クワガタつながりの友人
余品を飛ばしあったり 情報交換をしたりとクワガタ情報本以外の生きた情報源

交尾 こうび 生殖器を通して♂の精子を♀に送り込むこと 当然体内受精するタイプの生物しか行わない

米搗虫 こめつきむし 甲虫目コメツキムシ科の虫 成虫をひっくり返すと前胸部を地面に打ちつけて跳ね上がって起き上がる
その様が米をついているようなので「コメツキ」ムシ 種類にもよると思うが一般に幼虫は食肉性でクワガタの幼虫の天敵 熱湯処理していない飼育材を使っているとたまに小さなコメツキムシがケースに出てくることがある

サ行
シノニム synonym 同義語とか類義語の意味
分類とか標本の分野では先に命名された種に後から命名された名前の相関概念・・と書いてあった
同物異名ってことでいいのかな?

人口蛹室 じんこうようしつ 蛹室が崩れてしまったり、マットの水分で羽化不全の危険があったり、観察や撮影をする場合に用いる人口の羽化場所  濡れティッシュで作ったり 切花を差すときに使うオアシスを削って作ったりする
最近はスポンジみたいな素材でクワガタ専門店で売られていることもある

新種 しんしゅ 学名が命名されていない 新発見の種  昆虫は他の動物より体が小さいこともあり、今現在も新種は見つかり続けている

成熟 せいじゅく クワガタの世界では性成熟のことを指し 交尾・産卵が可能になること

ゼリー ぜりー ゼラチンや寒天を使って固めた冷やす食べるお菓子・・ではあるのだが昆虫飼育においては手軽で手が汚れないように開発された成虫用のえさ
昨年2005の大阪ほんわかTVで昆虫用ゼリーを最初に開発したフジコンの苦労話が放送されていたが当初 人が食べるゼリーを作っている機会で昆虫用のゼリーを作るなどとんでもないとのことで請け負ってくれるところがなくて苦労したらしい

線虫 せんちゅう 飼育をしているとマットにうようよ沸く糸状の生物  ちなみに人間に寄生する回虫なも線虫の一種らしい
で・・クワガタの飼育によって出てくる線虫だが主に発酵が進んだネブト飼育に使えるものやカブトマットなどに沸くことが多い
なぜこんなものが沸くのか?と疑問に思ってあるHPで疑問をぶつけたところ、卵で増え、風で運ばれることもあるらしい・・ ということはコバシャなどを使えば沸かないのか?

前蛹 ぜんよう 終齢幼虫から蛹へ脱皮するまでの間の準備期間 蛹室あるいは繭状のものをつくりじっとしていることが多い
一般に幼虫時期の食べ物を排出してしまうため終齢時よりも縮むことが多い

タ行
多頭飼育 たとうしいく 複数の個体を一緒に飼育すること 成虫なら♂♀ペアでなく 数ペアあるいは♂♀の個体の性別に関わらずに3頭以上を同じケースで飼育すること
または2頭以上の幼虫を1つの容器で飼育すること
一般には成虫の多頭飼育は争いによる個体の死を招くことが多い
また幼虫の多頭飼育は広い容器で行うにはヘラクレスオオカブトなどには適している(羽化時期が揃いやすい)といわれているようだが私はカブトムシに関しては門外漢なので詳しくは専門雑誌 WEBサイトを参照
クワガタの幼虫に関しては一般には傷つけて死亡するので不向きといわれておりネブトクワガタの仲間のみOKというのが通例
だがしかし自然界では1つの発生木に多数の個体がいるわけで・・容積の大きなものを使えば大丈夫なはず・・
なお幼虫の多頭飼育が可能なネブトクワガタの仲間はアゴか頭を震わせてカップ壁面やプラケースの壁面などに当たることで「音」を出す おそらくは迫る外敵をけん制するための行動と思っていたが各個体同士の場所の確認にも使用しているのかもしれない

短歯形 たんしけい 成虫においてアゴが未発達で短い形状のこと
一般には体長が小さいほど短歯になる傾向があるが 全てに当てはまるわけではなく、アルキデスヒラタクワガタやタウラスヒラタクワガタなどは体そのものが大きくてもアゴは短いものがいたり、
ツヤクワガタのように体長にはかかわらず歯の変化が現れる種類もある しかし体長が大きくて短歯形はあっても体長が小さくてもあごが大歯形ということは少ない・・というか私は見たことない・・存在するかもしれないが・

蛋白ゼリー タンパクゼリー 飼育用品
昆虫用ゼリーの中でも淡白を含んだもので産卵をする♀に栄養補給をする目的で使用するようだが私は食いが悪いので使わない
確かにドルクス種は食べてくれるがキクロマトスなどはゼリーが減るほど食べない
多頭飼育で過密に飼うとほかの種類を殺してその体液を吸うことろも観察されていることから樹液以外に動物性のものも必要なのかもしれない
ニジイロクワガタなど卵を放置しておくと食べてしまったり、国産オオクワガタにおいても幼虫がいる材をずっとおいておくと育った幼虫を材に穿孔した♀が食べていることを確認してる

長歯形 ちょうしけい アゴがよく発達した個体 一般に長く伸びたものを差す だがしかし学問としては長歯形なのかあるいは大歯形なのかどちらが正しい呼称なのか不明

ディンプル でぃんぷる えくぼ とか小さなくぼみを意味する
クワガタ業界では野外品や飼育で羽化した成虫などの表面にできるくぼみやシワのこと 主に後翅にできることが多い 羽化直後にいじるとよく生じる
他にも羽化時にその種に対して合わない温度だったときにはくぼみところか穴が開くことがある

ナ行
ハ行
パーミッション ぱーみっしょん -permission-のこと 免許や許可の意
クワガタ業界では(というより貿易などの業界では) 輸出 あるいは輸入の証明書 あるいは許可証

ハイブリッド はいぶりっど -hybrid-のこと
「動物・植物についての雑種」、「異物間の混合物」、「電気装置の一種(どんな装置かは各人で調べてね)」と3つの意味があるがクワガタの世界においては雑種を意味するのだが 「種類の雑種」ではなく、「異なる産地間の掛け合わせ個体」を指すことが多い またそれらを含めて産地がわからなくなったものを指すことがある
国産オオクワにおいてはより個人の好みに合わせた外観を出現させるため、敢えて異なる産地を掛け合わせることがある

発酵 はっこう 微生物に働きにより有機物が分解され、別の物質が生成されること
一般に人にとって有用な物質が生成される場合を発酵、有害なものが生成(発生)する場合を腐敗という

ハンドペアリング はんどぺありんぐ 見ている前で交尾させること 手のひらの上でカップリングさせる・・こともあるかもしれないが(実際には手の上で無理がある・・♀も逃げるしな) ♂を人為的に♀に嗾けること 

ヒラタケ ひらたけ キヒメジ科 Pleurotus ostreatus
食材にあがるきのこ ヒラタケと呼ばれるとぴんとこないがシメジと聞くとどうだろう?
人工栽培されたこのキノコは〜シメジとして売られている その育てている菌床はクワガタ飼育で使うプラボトルの菌糸瓶そのもの
ホンシメジは栽培が確立されていないと参考本にはあるが今はできているのかもしれない

孵化 ふか 卵から孵ること 昆虫に限らず爬虫類、魚類など他の生物にも使われる
不織布 ふしょくふ 読んで字の如し 「織らない布」 洋服の下地に使われたりする クワガタの業界では通気性とハエを通さないキメの細かさから飼育においてお世話になることがある

フスマ ふすま 建具の「襖」でも夜具の「衾」でもなく、小麦を製粉するときにでるカス 米でいえば糠みたいなもの?
マットに使う添加剤

腐敗 ふはい 微生物の働きにより、有機物が分解され有害物質がでること

プリンカップ ぷりんかっぷ プリンの入れ物としてあるいは漬物などの食品の小分け容器として使われるもの
この業界では成虫の単品管理用の入れ物として、幼虫のマット飼育や菌糸飼育の入れ物として使用
80ml、120ml 200ml、430ml、800ml?など様々な大きさがあり、微妙に蓋の形状が違うなど 奥が深い
積み重ねる場合の安定性や 管理の場合の通気性など使ってみて自分によいものを選ぶ必要がある

ペアリング ぺありんぐ 交尾させること
クワガタにおいては♂が♀を挟み殺したり、逆に♀が♂を殺すこともある
一般に気性が荒い種は注意が必要

マ行
マット まっと 繁殖を行う材などを砕いて粉状にしたもの 荒めから微粒子までの粒子の違いや、発酵、未発酵、発酵させる添加剤の種類、バクテリアの存在の有無、そして自作、市販など多岐にわたる種類がある飼育用品
産卵セットにおいて材を埋め込んだり、産卵そのものをさせたり、幼虫のえさにしたりと累代飼育には必須
ただどんなマットがよいかなどは販売種が多いことと飼育種各々への適した商品がことなるので各人でいろいろ試してみるのが肝要
一ついえるのは「マットは生もの」

マンネンタケ まんねんたけ レイシの別称 こちらの方が図鑑などでよく見かける呼び方
サルコノシカケ科の菌類 霊芝とも呼ぶ 切り株や立ち木の根元の生えるキノコで生えると縁起がいいとされて床の間の飾りにされた
一年生の菌で現在は人工栽培が可能になった その過程でできるのがレイシ材

ヤ行
輸入解禁 ゆにゅうかいきん 1995.11に極わずかにながら外国産のクワガタの輸入が認められ、以後1999.4から毎年輸入できる種が増えて2001には大量種が解禁になったのを覚えている 今は主だったクワガタ、カブトムシは合法的に国内に輸入、販売できるが・・・マルガタクワガタみたいな保護虫の輸入をみとめられてもどうせいというのだろうか・・・ そもそも生息国からの輸出が認められてないと思うのだが・・

蛹化 ようか 昆虫が幼虫から蛹に変態する脱皮のこと
クワガタの場合は3齢幼虫から蛹になる準備段階のじっと動かない状態の「前蛹」期を経て蛹に脱皮する

ラ行
霊芝材 れいしざい レイシ(マンネンタケ)で朽ちさせた材 あるいは植菌した材
昔はレイシを栽培した残りの材を使ったものがあったが今はクワガタ飼育材として専門に植菌した活き菌のものも
販売されている

累代飼育 るいだいしいく 繁殖させて数代に渡って飼育すること

ワ行
ワイルド わいるど 野外で活動しているものを採集した天然の個体のこと
最近はローゼンベルグなどは半養殖といえるものがワイルドとして入荷しているとの話も聞くが・・・実際の真偽は?
原歯
中歯
長歯
短歯
両歯
大歯
不織布

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