ズベールホソアカクワガタ飼育記

飼育前2001時点での情報

名称 学名 Cyclommatus zuberi キクロマトス ズベーリ、通常ズベールホソアカクワガタといわれる 古い文献ではチューバオオキバクワガタと書かれているものもある  

生態 大きさ ミンダナオ島に分布 ミンダナオ島というよりフィリピンに分布してするので幾つかの島々にも分布
入荷元の生息地がはっきりしていれば 同じ生息地でのブリードが望ましいが・・パラワン以外のフィリピンの各島に分布してる割に亜種文化はされていない
標高500〜1500mに生息し樹液に集まるらしい 寿命 体長などのなどについては詳しくは不明

特記事項 よく似た種にスズムラホソアカクワガタがいる パラワンに生息しないズベールの代わりに棲息している代替え種? 

入荷状況 それほど少なくなく最近新産地の物が入ってきたのでよく販売されている

飼育本から
webから
特に飼育に関する文献はなし



採卵飼育編


カナリクラトスに続いて プルケルスと同時期に挑んだのがこの種である

購入したのはクワガタスターズ東京から(以下クワスタさん)、2001/6月下旬採集 フィリピン ミンダナオ島 アポ山産である

見た感じカナリクラトスの形をごつく、
大きくした感じである
 ♀はカナリクラトスによく似ており、
体長が大きいので区別がつくが・・

2001/7/3
とりあえず♂♀分別飼育に行うつもりだが使用するマットの関係で中ケースにクワスタさんから購入したトップマットを3センチほどだけ敷いて
転倒防止の材を入れて急場をしのぐことにして♂♀一緒に飼育した


ズベールホソアカクワガタ産卵セット

ケース プラケース中

なし

マット TOPマット マットの量が少ないので取り置き分のみで薄く敷いた 堅めに詰めたが急場しのぎ

ほか 転倒防止に樹皮



メタリフェル、エラフス、インペラなどキクロの代表種は擬死行動は取らない?のかつっついても
足を縮めないが(♀はするよなあ・・)  カナリクラトスは擬死行動を行うことは見ている
スベールも擬死行動をするようだ 


2001/7/21
三枝椎茸園さんから材が到着して、そろそろ加水をしてマットに埋め込もうかと思って
ケースを持ち上げると・・
ちゃんとセットする前に既に産卵してしかも孵化していた・・ケース底に幼虫が見えたので取り出す
幼虫3頭 卵5個確認
気温が日中34度もあるところで
飼育していたので期待してなかったのだが
 産卵を期待してのセットを組むまでに
採卵できてしまい
少し拍子抜け・・
ただ問題はこれからである  パハン・エラフス・カナリクラトスとキクロ軍団が暑さの為か
 ほぼ全滅の壊滅状態になったためどの程度生き残れるのかが問題になりそうである

とりあえずこのペアにはセットをいじらず同じセットで頑張ってもらうことにした

2001/7/21
一度目の取り出し後に パイナップルの匂いが強烈にする ゼリーを食べる ズベールペア
夏本番ながら飼育は続く
そして・・・・・
2001.9.30  2001.10.20
二回割り出ししたが いずれも幼虫が取れた
しかし 途中で♂が死亡し、
♀の精子貯蔵嚢にタネが無くなったのか
 産卵数は徐々に減り、
そして産まなくなってしまった・・
なお採集割り出し後
10/20のあと 10/23には
第一回の割り出し分が♀で羽化している

ワイルドXWF1の込み合わせが可能と思われる
(いわゆる戻し交配)
♀は以降も 飼育で生き続ける
10/20の割り出し時の♀→
夏 キクロのエラフス、ルニフェル、シカのディディエール、など幾つか猛暑に耐え切れずに絶滅していくなか、この所はプルケ、カナリと共に生育
このキクロ3種は高温に強い 
 
2001.10.25に壁面に出来た蛹室を確認したところ ♀が羽化していた 産卵から3ヶ月で羽化である・・
3齢の画像も蛹の画像も取らないままで・・
5日目前に新しい割り出しで1齢や卵を得たのに同じ親からの個体がもう成虫・・ かなりずれる・
カップ壁面に作られた蛹室 開けてみる まだ 羽は色が薄い 徐々に赤くなる

羽化したカナリクラトスの♀ と似ていると思ったのだが こうしてみると大分違う・・・
♂はまだまだ 幼虫状態でマットを徘徊中である・・・ 
  ちなみに親の♀はまだ生きている・・

羽化した♀はのちに色づいて 親のように赤黒くなる
個体ナンバーA13 ♀2001/12/16の状態→

ちなみにこの頃になって♀をよく撮影していたせいかようやく
カナリクラトスの♀と区別が出来るようになった

そしてすっかり♀が活動開始してカップで管理している12月に♂が漸く姿を現す
2001/12/22に
割り出していた蛹室を取り出して
カップのマット上に転がしておいたのを
割ってみる

アゴの付け根もまだ白く
羽化してそれほど時間が経っていない

しっかし こうしてみると
大歯形でないとカナリクラトスと
区別が難しいな
年内に羽化した♂は少なくほとんどは年が明けてから、2002/2月に次々に羽化してくる  2002/2/2にカップ確認
割ってぇ・・割ってぇ・・・割ってぇ・  
♀も割ってぇ 割ってぇ・・・っと ・・幼虫死亡がないので大量だあ〜
この確認の日に200mlカップの3齢幼虫が
蛹室を形成中

2週間後の2002/2/14に羽化していた

しかしアゴ根本に内歯が出ているって
ことは大歯形ではないな・・

無事に羽化したが下にあるような個体が
羽化してくる
大体 30〜mm 位か・・ 
200ml カップではこの程度だろうか?
 
羽化確認した個体の
オオアゴの形態を撮影するために
コルクボード上に乗せてみたが
自然光では微毛の下の金属光沢が
光るのだが室内だと
微毛のせいで白く粉吹いたように見える

で肝心のオオアゴの形態が
撮影したはずなのに何故か
削除してしまったらしく
HDDに残っていない
で 2002/3/5に羽化してきた大歯形
今のところこれが大きい個体 なんとか40ミリは越えそうだ  そして羽化した左の個体を取り出すと・・ 
まだ根本は赤いが・・54ミリ 親よりも1〜2ミリ小さいか・・
よく分からないのが上記の個体群と同じ飼育法・飼育容器なのにこんなに大きさが違う・・
また200mlのカップだが餌替えは小カップからの移し替え時のみだった
実際にはカップの直径ギリギリまでの蛹室が作れるなら餌替えのタイミングによっては200mlカップで60ミリが羽化できるかもしれない・・
まぁ成虫のり幼虫のほうが大きいはずなんで実際には無理だろうが・・
羽化してきた♀には
←こんなくすんだ♀が羽化してきた
普通の個体との比較で飼育結果にまとめるか

大歯形♂は結局 200mlカップ飼育では1頭だけ
だったが餌替えのタイミングで200mlでも
十分な個体が出ると思う

一応次の世代の飼育はなるべくアゴの小さな
個体と番わせて次代が得られた

高温にも強く マットの堅詰めで累代に十分な
幼虫も得られることもわかりこれで飼育を終える


ズベールホソアカクワガタ飼育結果


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