スペクタビリスノコギリクワガタ飼育記

飼育前 2001時点での情報

名称 学名 Prosopocoilus spectabilis プロソポコイルス スペクタビリス、スペクタビリスノコギリクワガタ 特に和名はないようだ

生態 大きさ 最大で50ミリほど 今まで原歯形のものしか見たことないが長歯系もいるらしい トレスノコギリに似た形状になるらしい スマトラに分布

特記事項 ほとんどが原歯形 累代で長歯形を出したい

入荷状況 価格は安い、しかし不人気の所為か入荷は少なく、累代品も見かけない・ マニア向け?

飼育本から
webから
本などからはなし、掲示板で堅めの材から卵が得られたとの報告がある



2001.7.7 確かセール中だったと思うのだがKUWAGATA STARS TOKYOさんから購入

個体は01.6月現地キャッチャーにより採集された スマトラ島ランプン産のペアである
ノコギリ系なのでマットに産卵するか?と思ってプラケース小にマットをしいて管理することに・・
ゼリーはいつもの宮下商会のゼリーを使用  マットは硬めに詰めて様子を見ていた 
しかし・・・・


2001.7.21 あっけなく♀が死亡 
その時にマットを確認したが卵はなかった しかし卵室はあったので産卵は不可能でないと思う
外気温で飼育していたので高温が疑われるが♂♀ともに同じようにマットにもぐって生きていたので
これは寿命と自分を納得させる
ただこれだとブリードできないので  またKUWAGATA STARS TOKYOさんから余っていた1ペアを購入
2001.7.25に追加が届く

これでリベンジって思ってると最初に購入した♂が死亡・・やはり高温がやばいか・・・
01.7.27 今回は材をセットすることにする 材はマンディブラリスも得られた三枝椎茸園の材を使用

その際に交尾を観察できた
♂♀をセットする材の上に置いておくと・・ 即♂が♀を抱える 交尾開始・・
交尾時間は1分なしで輸精管は引っ込んだ 交尾後に♂は♀の下に顎を
入れて突き上げていた

そんでセット・・


スペクタビリスノコギリクワガタ産卵セット

ケース プラケース中

6cmくらいの径の材を2本入れて完全に埋め込み マットは上部までガチガチに詰める

マット 発酵マット

ほか


2001.7.31  セットして短時間の4日後に材を一度引き抜いたところかじった後があったので希望が持てるか・・と安心してそのままにしておく
が・・・・・ しかし・・♀はまったく姿を見せず・・2001.10.5死亡
そして単独飼育となった♂も
2001.10.19に死亡・・・・

結局かじった材には産卵してなかった・・

簡単そうに思ったが・
結構手ごわそうだ・しかし・・・・
大歯形が見てみたい・
そして一旦成虫飼育は止まる



そして2002雪辱を晴らす日がやってきた
2002.3.24山崎オオクワさんにいったところ、運良く入荷したてで個体の確認をされていた ここでスペクタビリスを数ペア発見
早速画像を取らせて頂き・・一通り他種入荷個体を撮影させてもらってから購入
やはり大歯形は入荷しておらず原歯形ばかりだった

それでも買って帰る 採卵できないままでは終われない・・
個体の状態は申し分ないね
やはり体長は小さいが・・ 最大50ミリか・・
まだまだ遠い・・

最大個体どころかまず採卵だけどね・・
しばらく購入時のカップのままで飼育する 単に温室に空きがなかったからだからなのだが現在3月末
 そろそろ20度を越える日も多くなっていていたのでしばし待つことにする
昨年飼育したときも結構長く生きていたために待っても大丈夫だろうと思っていたからである
今回プラケース小である マットは発酵マット 
前回は材産みであることを考えてアンタエウス対応材を食いカスマットで埋めて
採卵セットとしたが失敗した
硬めの材に産んだとの報告があったのでやはり材が必要と思うのだが
とりあえずはマット産みセットで挑む

マットはかなり硬くつめたのだが表面は転倒防止のために樹皮を置く

どうもセットを組んでからゼリーの減りが全くないのが非常に気にかかるが・・
ちょっと様子を見てみるか・
2002.4.20ケース下に卵があるのを発見
温度は高くて20度程度であったが・・それでも産んでいた
こういうセットではビブラギアトゥス、フルストルファーについでの成功である
セリコルニス、セネガルについては試していない

この1個だけの確認で中にどれだけあるのかは分からないが・・
とりあえずは安全策で孵化を待ってから取り出すことにする
2002.05.04某掲示板で 近況を聞かれたので暴いてみることに・・孵化を待つつもりだったがあまりにも姿を見せないのが不安だったこともある
20度にしているのだが寒いのか?
 デンポ山産なんでエラフスと同じく低めがいいのかもって思ったのだが・・ そりゃもちろん同じ山でも標高によるが・・

とりあえず底に見えている卵を出すためにガポッとなっ   全く姿を見せてなかったがペアは完品で生存中
相変わらず触覚をかなり小刻み動かして周りを探っている そういやスペクタビリスツヤの方もこんな行動とってたナ・・
2002.05.04
ケース下に見えていた卵は無事回収・・
そしてマットの中を細かく割っていくと
更にいくつか得られた 計6個
小ケースで飼育してるにはそこそこかな?
昨年2ペアで完敗したことを考えれば
上々といえる
全部孵化したら累代できるしね・・
更に産ませるためには
やはり軟材を含めて中ケースに
入れなおしたいが気温の変化が激しいので
もう少しこのままで・・
2002.06.06
1度目割り出しから1ヶ月ほど・・また見える
このままほって置いて2002.06.23に割り出し・・
卵 1齢で30頭 
更に♀が死んだ7月に割り出して2頭追加
全38頭とそこそこだった
材産みトライは間違い?
マットに質から考えて軟材で産むと
思うんだが・ 
2003のリベンジ飼育では
2003/1/12に山崎オオクワに入荷していたペアを見繕って1ペア購入





2003産卵セット

ケース コンテナQ-BOX20 この年からコンテナQ-BOXを使い始めた 以前より飼育ケースとしてよく知られていたが
蒸れるのではないか?と思って私は使ったことがなかったが冬場の乾燥を防ぐのに便利

入れない前回卵はマットに産みこまれていたので必ずしも必要ではない

マット マットは製造中止になり 店頭在庫だけになっていたTOPマット 硬く詰めてマット産みを期待

ほか


このセットで
セットして一ヵ月後の2003/2/25に
苦もなく卵、1齢を得る

個体数は多くはないが・・

2002、2003の飼育では
決して採卵は難しくはなかった

だったら何故 同じTOPマットを使った
2001の飼育ではボウズだったのか?
これは 幼虫飼育で大半の個体が落ちたことからも高温に弱い種であると予想できる
そして2001は7月に採卵セット、2002,2003は温室での温度管理セットだったことから 30℃近いあるいは超えるような状態では
産卵をしないか あるは産卵をしても卵が腐ってしまうと思われる

卵・幼虫飼育編

2002/6に得られた卵はプリンカップに移して管理 最初に採れた卵は120mlに1つ入れて
管理していたが 飼育後半になると1度に10〜個採りだせたので120mlカップに2〜3個入れて管理した
マットは微粒子マットに入れて管理していた だが初夏から夏にかけて管理していたのでマットの乾燥がひどかった
←2002.05.19
5/4に割り出した卵は無事に孵化していた
この時点で120mlカップに1頭づつ入れる

→2002.07.06
更に夏になると2齢に加齢
ここで少しでも大きくしようと
600ml広口瓶に入れる
マットは添加材発酵マットに入れる
んが・・添加剤のマットが悪いのか
夏によるマットの再発酵のせい?か
2002.08.29溶けている・・

1頭や2頭でない・・

ぶれたが 2齢は2002.10.03に
1頭のみになった・・
この時点の反省だが・・・

画像が残ってないので説明できないが後半に割り出した1齢群は一気に30頭ということもあり200mlカップに3頭や1000ml瓶に3頭などの飼育をした
夏に常温で飼育したがカップのものは蒸れ?のせいかほとんど死亡

これに焦って1000ml瓶を割り出すと3齢成長期?のものだったが成虫の大きさから考えて結構な大きさだった
これに気を良くして個別に300ml瓶に移す

同じ「ガラス瓶」で熱放射もポリやカップよりいいだろうから大丈夫と思っていたが・・
確か8月半ばか9月だったか・・絶滅していた・・・ マットは引き続き添加剤発酵マットを使用していたが・・
途中まで3齢に加齢していたわけだから合わないわけではないだろう 温度かな?
デンポ山のどこにいるか知らないが産卵の温度といい 高温は避けたほうがいい

絶滅と書いたが上画面のぶれた画像の個体のみは生き残っていた
ちなみに温室棚の最下部に置いていた
1齢の時点で♀斑が見えていてホントかな?と思っていたが

←2002/12/7の3齢になった様子 ちゃんと♀・・

このあと2003.4に無事♀の蛹に蛹化した
さて飼育の続きだが・・産卵結果は満足なのに幼虫飼育で完敗・・ この時点で
蛹の画像が撮れないだろうことに焦り オークションでデンポ山F1幼虫ペアを購入
2002.11.29届く
←♂
→♀
さて・・添加剤発酵マットは
避けてっと・・
600ml瓶にバクテマックスを
詰めてと・・
正月に一度劣化したマットを交換

2003.02.27に♂♀共に
蛹室を作っていたが
♀の前蛹期間が長すぎるんじゃ
ないか?と思って暴くと・・
しんでた・・
何で?
♂は無事に蛹化した
20℃程度の温度管理で
2003.03.05蛹化から2003.04.13に
羽化確認
37mmとそこそこ
♀は自分の所の1頭のみ残った
個体が蛹化してるので
カップリングは問題なし
2003初頭のワイルド個体からの
幼虫がいるので累代は続ける
ことは出来るだろう
←2003/4/29
羽化して後食をまだ行っていない♂



2003/7/30
盛夏だが 蛹化できた極小♂蛹

昨年夏は同じガラス瓶で
ことごとく死んだのに
なぜ無事に羽化できたのか?



スペクタビリスノコギリクワガタ飼育結果




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