セネガルユミツノクワガタ飼育記

飼育前  2001時点での情報

名称 学名 Prosopocoilus senegalensis プロソポコイルス セネガレンシス、セネガルユミツノクワガタ

生態 大きさ 長歯系の大型でも50ミリに届かないくらいの種類 象牙海岸〜中央アフリカに生息 生態については毎度お馴染み不明!

特記事項 若干赤みを帯びる、 赤褐色である アンティローぺセリコルニスノコギリの中間くらい

入荷状況 以前から入荷はあったが少なめ・・おそらく通年で発生してるのではないだろうか?ショップに入荷はあるがテロ関係で荷が遅いご時世・・欲しい人は即買いが基本だ  
アンティローぺやフスクスなど幾つかのユミツノクワガタがアフリカにいるがアンティローぺ、セネガル、セリコルニス以外の入荷は見た事ない
珍品でもなんでもないがやはりドルクス人気のご時世・・売れないのか入荷数は少ない 価格は¥4000前後といったところか

飼育本から
webから
最近出た(2000.10)に記載されている物があったがセリコルニスに準ずるだろうとの考えで買わなかった おそらくセリコルニスと同様の材産みであると思われる やはりコイツも羽化後に寝るのだろうか?



成虫飼育編



2001 11/11に以前から入荷情報があったセネガルが届く
何がいいって? そりゃローゼンに似たこの形です 長歯形と短歯形の形が大きく違うところもいいね

産地:アフリカ・カメルーン 2001年11月上旬採集個体 ワイルド(野外採集・天然・未使用個体)で2ペア購入

大きさはほとんど同じだが短歯形と僅かに内歯が前方に向いている中歯系である

セットはセリコルニスに準ずる・・が小径のよく朽ちた材がなくなってしまったためにタランドスが齧りまくった霊芝材を使ってセットする



産卵セット

ケース 小、中のプラケース

タランドスが齧りまくった霊芝材を8等分くらいにして加水して使用

マット もったいないのでメタリフェルの幼虫の喰いカスマットを使用 おそらくマットには産まないだろうから・

ほか 温室管理のためケースにはビニールを挿む


どうなることやら・・

しばらく様子を見ていたがゼリーは結構減っていた 
表面に置いていた材に2箇所ほど産卵根があったがほじっても卵室はあるが卵は無かった
・・

そんな状態がしばらく続いたので霊芝材の切れ端のほかに三枝椎茸園の色虫対応の細材を加水してセットする



2001/12/18 今回セットした材を確認 
セットしてからたった一週間だが材の水切りが不十分と感じていたので材の水分量とカビの有無を調べるためである

するとまったく追加した材を齧らず表面に置いた霊芝材を齧っていた
この日は時間が無いので
材を齧っていることを確認だけ・
その時に確認したが♀のアゴ欠けてる?←

♂はカサカサって走って転げ落ちたら
お決まりのタナトーシス・

さて後から
かなり小さな切れ端が産卵痕だらけに・・
これはイイ!!と期待してると・・
結果は全くなし!! 
以前と同じく卵室はあるが卵なし・・
ダニか? かなり堅い材だった 
セリコルニスと違い堅い材を好むのだろうか?

つぎづぎに崩すとやっと1卵確認→

しかしこれを含めて2卵のみ・・
あともう一方の小ケース セットを暴くと

このセットは追加した材に一卵だけ産んでいた
 しかし材の水きりが不十分だったのか
カビに巻かれておそらく孵化しないと思われる

前回の割り出し時・・というか確認時、採卵痕はあったが迂闊に出して孵化しないことも考えられるので割り出しを続けなかった

2002/2/20

材は割らないと不明だが
裏には1齢が見え始める

う〜ん やっぱ放っておくと
成虫が幼虫食っちゃったりするのか?

とりあえずマット内の5頭を回収

今日は時間ないから材はあとで・・・

そして翌日 2002.02.21に小ケースに暴く

取り出した材
この他に霊芝材の切れ端も入れたが
そちらにも4頭幼虫がいて
マットにでてきた幼虫も霊芝の切れ端の
物と思われる
左の材を力任せに割ってみる
すると幼虫もくす喰いかすも一杯・・
右の材を割ると・・
左から卵、そして1齢が2頭・・
他にもジャンジャン出る
幼虫がゾロゾロ・・ ちょっと透き通ってるなぁ・めやばいか? カップが足りません〜〜〜
これらの採卵を終えた個体ペアは
疲れているのか元気がない、
それもワイルドでそこそこ生きているので
寿命も近いのだろうが・・
小ケースで材2本、切れ端1つ、
それで30卵以上の採卵である 
もう一方は材5本ほどあるので
暴くのが怖い・・

幼虫23頭 卵4回収
回収した幼虫はセットに使っていたマットを100mlカップに入れたのだが 
マットがスカスカで栄養があるようにみえないのと
水分が少ないので時間が無いので適当に詰めたのが心配なので確認しみた

とりあえずは1齢状態で問題なさそう・・ 親虫が短歯だったので大歯形を目指して
3齢初期にはカップから瓶に移したほうがいいか?

なおこのあと 3/8,3/31と確認したがまだ親虫は4頭とも生きており
2回目の割り出しで幼虫19、卵9を2002/5/3割り出した後、
5/8に♀が1頭死亡

2002/4/1の割り出し・ セットした材なのだが材の表面や材の切り口だけでなく
軟らかい材をセットすれば材中に穿孔してしまうこともあるようだ
中を割るとお決まりのように幼虫が・・このころにはカップが溢れて大変だった

割り出しの翌日2002/4/2に 最初に割り出した幼虫の確認をする

すでに3齢になっており明確に♀斑がみえる→
まだ親虫も生きており、 卵や1齢も割り出せるのにもう3齢の幼虫もいるとは・・
♀なら親虫が生きている間に羽化してくるのかもしれない

野外での寿命やライフサイクルが不明なのだが こういうだらだら産みで成長も早いのなら
通年で発生しているのかもしれない

♀はマットを総入れ替えして 200mlカップで飼育 たぶんメスは大きくても30mmくらいだろうしな・
セットしてばかりで親虫の画像が
少ないのでアゴの形態も撮っておかないと・
←個体ナンバーB22の2002/4/24の様子
個体ナンバーB31の2002/4/28の様子→

この個体群は専門書ショップの
微粒子発酵マットのような色が濃いものでなく、
ホームセンターで売っているような
浅い色のマット

確かこれは割り出しの材くずを
根性でジュースミキサーで粉末にしたやつ
あまり栄養はないと思われるが
一度にたくさん割り出したのでマットが
足りなかったので・・仕方ない
この辺でやめとけばよかったのだが・・
2002/5/3 にとりえず一方を割り出し
♀はボロくなっているが・・ 材を割ったらそれだけで1齢が2-3頭・・ 卵もあり・・
2週間後 2002/5/16にもう一方を割り出す
   

このセットは♂も♀も完品に近い状態で・・

←材を引っこ抜くだけで幼虫が材とマットの間から出てくる
あまりに割り出しが面倒なので材の周りに出てきている幼虫だけを回収

あとはもっと育ってからでいいか・ そう思っていると・・
2002/6/13
いざ割り出しすると2齢くらいの幼虫の頭が・・
前回の確認後 材をマットに埋め戻さずに
マット上に転がしていたせいか?
そんなに乾燥しているようには思えなかったが?

割り出し中に どけていた♂が鬱陶しく歩き回る
アップで横から撮ると何クワガタがわからんな・
以後 7月に入っても割り出しと回収は続く
こんなに簡単と分かっていれば1ペアで挑んだのに・・ このころはアフリカ産ノコギリは不明なことが多く 飼育難度は分からなかった
ともかく 溢れかえった幼虫は某ショップに買取していただくことになり 助かった
2002/7/24の幼虫確認の様子
10-30番台の個体ナンバーは
2-3齢の状態で6月に一度状態を確認し、
齢の低いものはショップに買取をしていただき、
累代分として残した3齢群は
♂らしき個体は数頭600mlの広口瓶で飼育した
親虫2ペアが原歯形?だったので大歯形狙いで・
♀幼虫は 2002/7/20に1頭蛹化していたのだが
羽化不全となってしまった
まあ ずいぶん個体数があるのでそのうち
羽化してくるだろう
2002/8/14に広口瓶に幼虫が見えなくなった
ものがあったので確認
蓋を開けると その下に・・  個体ナンバーB17
う〜〜ん これは大歯形か?
同じように広口瓶や更に大きいタッパーウェアで
飼育したセリコルニスが大歯形が
でなかったのだが 本種は容易く出るようだ

2002/8/28に本個体が無事に羽化
真夏に蛹化、そして羽化となったが
冷房施設なしでディンプルなどもでてないことから
暑さにはある程度強い種であると思われる


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