オパクスサビクワガタ飼育記

飼育前  2003時点での情報

名称 Gnaphaloryx opacus グナファロライクス オパクス、オパクスサビクワガタ、ヨロイサビクワガタとの和名も見かけた 

生態 大きさ 生態は不明  だがGnaphaloryxのサビクワガタの中で足が長い Dorcusで云えばヒメオオクワ見たいなもん? でも樹上生活圏にしてる種に見えないんだが・・

特記事項 たまに見かける でも入荷数自体は多くはない とはいっても人気種ではないので決して高額にはならない
たまに♂の大きさから「なんじゃコリャ?」と思うような♀が入荷している 他のサビに比べてかなりの大型種
(ドルクスで云えば小型だが・・)

入荷状況

飼育本から
webから
グラキリスの飼育前情報にもあるがサビクワガタに関する飼育情報は少ない
だが稀に幼虫でF1個体の販売を見かけた \5000以下で入手できるがオ−クションでイフガオ産の個体を入手しようとしたが\10000オーバーになったのであえなく手を引いた


2003.03.23に山崎オオクワさんに入荷していたのを見かけて購入 思ったより高くはなかったが・



産卵セット

ケース 小型種 ここは小ケースだろう プラケース小

う〜〜む ドルクス系と見た 材産みだろう 細い径の材を使った

マット クワガタ幼虫の喰いカスマットを材を埋めるために使用

ほか 特になし でも3月なのでもちろん加温する


さて・・ ここで問題なくいくかと思っていたが? 3週間経った’03.04.18に・・・
♀が転倒防止の樹皮の上で堅くなってる♀が・・ 餌替えしてたかな〜〜〜?
翅が出てるから暴れたか?暑かったのか?
空腹か?
埋め込んだ材を確認しよう
ん〜〜〜材は齧られてるようだ 軟材で水分は普通 結構スポンジ状態に近く ドルクスには
使えないだろうって感じだ・・
産卵痕らしいところを穿ったが・・残念・・卵はなし・・
♂は問題なく・・ 元気?なのか? 活性低っ!
でも もぞもぞ動く・・
コイツ1匹に小ケースはもったいない
430mlカップに入れて管理しよう・・

ところで・・ゼリー減ってない・・ 後食してるのか?
でも生体としてワイルド入荷があるなら やはり樹液に集まる、あるいは樹液トラップで
捕まってるはず・・ そりゃライトトラップ採集もあるか・・
チビクワガタのような倒木内の生活以外ならともかく・・後食しないなら♂♀がどうやって
出会うのか? タテヅノマルバネみたいに♀の発生を待ってるのか・
観察が少なかったことが悔やまれる 
2003.04.24 新たに挑む 購入先はKUWAGATA STARAS TOKYOからでインドネシア スマトラ島 デンポ山産である
今回の♀は30mm
大ささだけだと他の種に比べて
どうってことないが
大アゴのある♂が35mmであることを
考えると結構大きい

前回の飼育の♀に比べて格段にデカく
別種かと思ってしまう
セットに関しては先に3月に飼育していたセットを同じ 但し材は2本で使用 ケースはj引き続きプラケース小で使用
材は前回のセットの使いまわしのせいか持って握力をかけるとスポンジみたいになりそうな材である
ドルクス属などではまず産まないだろうと思う材だが たまには違った状態の材で使うのもいいと思い使ってみた
なおこんなスポンジ状態に材に水を含ませるとドボドボに含水するためマットからの水分の吸い込みだけにする
既にゴールデンウイークも近いのでそのまま屋外に放置する
たまに加水してたが マットが材のせいで劣化? マット自体が黄土色のようになってブカブカのようになる
2003/6/29材を確認するこちにする
取り出した材はスポンジみたいなので
簡単に手で裂ける
おおっ?食痕発見でも幼虫は? あ いたいた 材を裂いたときに落ちてた
← 材の中には1齢を確認

材を確認していくと
産卵の様子を示す産卵痕の断面を確認

中央の産卵痕の下には黒く腐った卵が見える

本種は材産みで良いようだ

たぶん材は普通のオオクワガタのセットで
問題ないのではないのだろうか?
でこの後にいつもならカップに個別につめるのだが いつも使っている200mlカップの蓋が堅く閉まるタイプがなくなり
探している状態だった この時期はまだ430mlを使うのに広さの関係で戸惑っていたので
とりあえずそのまま埋め戻すことにする

だが・・同時期に飼育していた ノタリが夏に飼育しても大丈夫だったことからオパクスもOKと思っていたのだが・
2003の8月に入ってQ-BOXの下に腐っている幼虫が・・

←気が重くなりながらも2003/8/7にとりだす 温度のせいか あるいは蒸れか?

2003 多数の飼育で管理が行き届かない年だったがこういった温度の管理の失敗も多かった
夏の温度に関してはこれを書いている 2006の時点でも改善されない

クーラーを整備できる部屋がないし、かといってガラス温室に設置するクーラーを買う金もない・・

温室用クーラーって13万程度もする・・ 普通の家庭用クーラーって4万でも買えるのに・
部屋があったら絶対普通にクーラー入れるのになあ・・・
とはいっても全てが死んでいるわけでは
なかったのでよかった
材から出ていたのは死んでいたが
材の中にいたものは大丈夫だった
容器の中心の方が温度が低いのだろう
すでに3齢?のようだ

この時点でさすがに取り出して
いつも使っているカップが見つからない
ことから430mlカップに入れる
マットはノタリサビと同じバクテミックス
を使用した
以降はカップそのものを屋外のガレージの棚に置いてしばし待つ ただ室内の置いてもQ-BOXの中で死んでたので
少しでも温度が低そうな地面に近いところにおいていた 
(屋根のあるガレージなので日光が当らない分 屋根が焼けて温度が上がる上部よりもいいと思ったから)
以後 3齢の状態で430mlの新しいマットなのでマット替えの必要はないだろうと思い マット入れ替えの作業はしなかった
2003/11/08
外からは見えないが10月末におざなりに
温室に詰め込んでいたので
確認がてらひっくり返してみると
←メスの蛹

ほかには♀斑がある3齢幼虫
本種は頭部は薄いオレンジといった感じだ
左上これは200mlカップで飼育してたものや430mlカップ飼育のものだが・・・
蛹にはなっているがきちんとした蛹室が作られているのは後方部だけで頭部側は幼虫の坑道のままである・・蒸れか暑さか?たまにこんな未完な
蛹室を作ることは他の種でも見かけることがある
と思ったら・・ 中上や右上の♂羽化個体や ♀蛹個体だが C字の妙な蛹室・・・なんか意味があるのだろうか?
本種に限らずこれまでいくつかの種でこんな蛹室を作ったことがある 国産オオクワなんかでも作ることがある
←羽化していた♂ まだまだ体色は赤く、
軟らかい感じ

♂の蛹→
430mlのカップで大歯形だった♂の大きさ
からして十分な大きさと思われるのだが

こんな小さいあごのものばかりが
蛹化・羽化していた
この日確認した蛹は ルアーケースに似たプラケースに オアシスを削って作った人工蛹室に移して管理する
2003/11/14 左から ♂蛹、交尾器、♀蛹  アゴが小さな♂ばかりなので♀と間違えそうだが交尾器の形状で雌雄がわかる
蛹に対してスプーンで作った蛹室が大きすぎるが コーヒースプーンでオアシスを削ったのだがもっと小さいスプーンを使うべきだった

ここで12月までに次々と羽化していったのだが・・
問題発生!
← こんな感じで ¥100均一のダイソーで購入した プラスチックのケースに人口蛹室に
入れて管理していた
(ちなみにデハーンホソアカクワガタ・グラキリスノタリサビなどと一緒に管理)

画像で分かるかもしれないが蓋の部分の4隅に5mmの穴をあけていた
これで蓋を閉じても酸欠にならないし、乾燥しないと思っていたのだが
温風をかけている温室をなめていた

最初にオアシスの下に水を入れてはいたが 入れすぎると蒸れて羽化や蛹化に
悪いと思ったので加水をやめたら 
この後にオアシスがカリカリに乾燥してしまうことになる
前回の2003/11/14に確認したオパクスの蛹は11月が終わるまでに全て羽化していた
以後 人口蛹室をあるいて乗り越えてうろうろすることもないので
そのまま置いていたのだが2003/12/9に確認すると全て死んでしまっている・・

ニジイロクワガタなどでも経験したのだが羽化直後に乾燥した状態のところに置いていると
突発死することがある

画像でも分かるとおりオアシスか感じに水がなくなって粉をふいたような感じになっている

デハーンは放っておいても無事だったことから種によっては乾燥していても大丈夫かも
しれないが 飼育個体のほとんどが死んでしまったのは痛い・・
2004/01/03

昨年の確認時に蛹化してなかったので
難を逃れてマット内にて羽化していた♂

2004/4/09

そのまま初夏まで生存していた

たぶん後食してると思うんだが・・
実際にかぶりついているところは
見てないし・・

オパクスサビクワガタ飼育結果


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