ミニスゼッチホソアカクワガタ飼育記

飼育前  2001時点での情報

名称 学名 Cyclommatus mniszechi キクロマトス ミニスゼッチ、ミニスゼッチホソアカクワガタ
和名では 古い本においてトサカホソアカクワガタと表記されている場合もある

生態 大きさ 台湾・中国に分布 亜種にベトナム産トンキネエンシスがあるようだが詳しくは私は知らない・・

特記事項

入荷状況 中国産はたまに見かけるが 台湾産は国外持出禁止のため高価、累代品でも結構高いことも多い

飼育本から
webから
特に見かけないが 飼育している人は結構いると思われる 結構容易く増えるとも聞くがその割にあまり累代物の販売を聞かない




幼虫飼育編


入手先はリンクをさせていただいている PAPASASUさんの「キクロファン」上にて行われている
 ミニスゼッチバトルに参加することによって得られた3頭である

2001/05/15に届く 5/17にカップから移して飼育に入る
400mlのガラスマヨビンを使用、マットは余っていた市販のタダップマットを使ってみる

2齢が1頭、1齢が2頭の3頭だった バトルの要旨はとにかくデカイ♂を作ることである
画像ではわかりにくいが他のドクルスなどと違って、頭部の色が薄く特徴的な幼虫である

そのまま瓶のマットの交換もなく、10月現在も幼虫のままである。 
他のバトル参加者の報告も羽化の報告は聞かない 
気長に待つことにする

そして他の産地 台湾産を入手する機会があった
「インターセプター」さんから台湾産ミニスゼッチF2の1齢を購入する
それほど高価でもなかったが金欠なのでとりあえず3頭のみ・・・
2001/09/23に届く
届いた時はカップに1齢の状態で届き
そのままカップのままでいじらずに飼育していた
ずっと構っていなかったのだが
そろそろ温室の整理をする必要があったので
覗いてみたが 3頭のうち1頭が
カップの蓋の下で死でいた
原因は蒸れだと思われるのだが・・
残り2頭は3齢に加齢していた・・しかしである・・6/23に届いた個体が10/23に確認して3齢?
 早すぎである!! 
とりあえずマットを新たに使ってみる某マットに切り替えて飼育を続行することにする
バトル参加の中国産 ミニスゼッチ・・

年が明けても変化が無い・’01暮れに簡易温室が激悪空間に化していたのだが この3頭は難を逃れた
というか カップの外からは判別出来ない・・ なんせバトル参加で頂いた個体 飼育不備で死なせたとあっては・・

年が明けてしばらく様子を見てなかった 簡易温室はたまに様子を見るようにしたが25度以下の温室状態でうまくいっているようだ
バトルWebのCycloFan上でも羽化報告を聞かない 近況カキコでも 幼虫・・まだ幼虫・という報告が多い

2002/02/1に温室のカップの配置を替える・・すると・・?ん!? 蛹室が見えてる?!! カップを確認してみる
おんや〜〜 既に前羽が見えるぞぅ〜〜 蛹室を崩していくと・・ワクワク・・結構でかいぞ!!  そして姿を現した♂!!
今まで小さい画像しか見たこと無かったのでツヤホソアカ系と思っていたが・・ こりゃ違う!! アラガールに近いように見えるなぁ

他の中国産はまだ前蛹と蛹・・それも♀である 大事を取って撮影は止め!!

では台湾産はどうか?
こちらも1頭羽化・・しかし 両方♀なので 台湾産のブリードは出来ないか・・前述の通り3頭のうち1頭は死んでいるので♀のみなので・・
(この時点では残る幼虫は小さいので♀だと思っていた)
でも画像のとおり 本種は活動を開始していない状態でも結構色が濃い・
以下 全ての個体の羽化を待つとしよう
2002/2/9
←中国産の♀の蛹室の中での様子

上の個体に比べて明るい体色だと思うが
取り出してみると→
まだ腹部が出ている状態で
これが収まるころには
上の画像のように後翅の色が
濃くなるのだろう
これだけ黒いとパハンだともう
活動が終わる寿命間近に思うが
本種は違う
残りの中国産ミニスゼッチは個体ナンバー1が羽化まち・
 台湾産は ♂がいないことから中国産のみのカップリングになりそうだ
まだ成熟してないのでまだカップリング飼育はしないが・・
2002/2/13に前回羽化確認後に
蛹室に戻していた♂を取り出して撮影・・
う〜ん パハンとはまったく違う・・

♀の色も♂の色もアラガールに
近いようにも見える

このあと蛹室を崩し、後食を開始するまで
200mlカップに入れておく
2002/2/20
最期の♀が羽化しているのを確認
結局これで ♂は1頭で♀4頭・・
まあ♀だけにならないのでましか・・
♀も全部jカップに入れて明らかに
活動を開始するのを待つことに・

2002/3/8
羽化して既にもう一ヶ月は経っている
ぼちぼちだろうか?
なんか♀の後翅の色が濃いんだけど
これが普通なのかな?

200mlカップでは狭いのか蓋をカリカリと
オオアゴで齧る音がする でも思ったよりも遅い 2-3週もあれば後食すると思っていたが

そういや キクロ飼育の初めのころ
台湾のアサヒナかホソアカか忘れたが
2年一化って話を聞いたことがあるが
本当だろうか? 1年一化だと思うんだが・・

アサヒナ飼育したことないしなあ・
さすがにゼリーを与えると口ふんを伸ばす
♀も同様なのでもうさすがにいいだろう

なんか♀って死んだら脂が浮いて汚くなりそうだ

♂は標本写真で見るよりもかっこいいよ

このあとすぐにセットするのではなく
3/15まで餌を十分に与えてからセットする



ミニスゼッチホソアカクワガタ産卵セット

ケース コンテナQ-BOX20

必要なしと思われるので入れない

マット トップマットを堅く詰めて使用

ほか 温室管理なので 温度は問題ない状態と思われる これまでのキクロマトスの飼育では
トップマットでボウズはなかったので(後にパスチュールでボウズがあったがこれは温度のせいだろう)


2002/3/31

セットして2週間後に暴いてみた
問題なく卵を確認
♀を♂に挟まれた形跡もなく
材をがっちり掴んで元気そうだ
温室温度は22-23℃程度 これ以上 上がらん・

セットは問題ないことがわかったので
次は幼虫が見えるまではそのまま放っておけば
いいか?
この以後 1♂2♀のセットのうち 1♂2♀が死亡 かなり短命なのだがどうしてなのか?
温度はむしろ低いくらいと思うし蒸れか起こっているようにはみえない
1カップに 4つずつ 22個の卵をいれて管理した

2002/4/22に残った1♀だけのセットを確認すると残っていた♀が死んでいた

とりあえず狭い温室を少しでも有効に使うためにすぐに割り出すことにする
マット内には新たな卵を確認
今回は15個

ついでに前回 回収の卵を入れたカップを
確認したが3週間たっているのに
カップの表面に幼虫が見えない・

カップを1つ暴いてみたが幼虫どころか
卵も無くなっている

あせって全部のカップを確認したが
全て消えていた
成虫が早く 死んでいたこともそうだがどうもおかしい・・ 産卵はしていたが無精卵だったのだろうか?
あるいは温度が低い?のか 今回得られた卵はもう少し高い温度のでの管理になるので(もう4月だしね) 温度が問題なら
今回のは大丈夫なはず・・・

と思っていたのだが5月のゴールデンウィークの確認では全て無くなってしまった  やっぱ無精卵?
交尾をしていなかったのか?または♂が成熟してなかった? 成熟してないならそもそも交尾行動をおこさないのではないだろうか?

中国産をカップリングしている時点で台湾産の残る幼虫が♀ではなく 成長が遅い♂だと判明し、
台湾産の個体に望みをつなぐしかない
しかし♀はとうに羽化して待ちの状態
♂は間に合うのか?
←2002/4/30でもう後食中・・


♂に変化があったのはもう2002/6/15

200mlカップで飼育の♂が蛹化していた→
しかし6月半ばで この状態・

羽化まで♀はまだ生きていてくれるのか?
♂は先に羽化した中国産のものと
同じくらいの大きさで
2002/7/6に羽化したが

台湾産は3頭のうち1頭は幼虫で死んでるので
♂1♀1のぎりぎり・・

♂が活動を開始するまで
♀は生きていてくれたのだが
セットを組むまでは持たず・・

幼虫飼育から羽化、産卵まではできたが孵化には至らず・・ 簡単といわわれる本種なのにみっともない結果となった
飼育がまずかったようには思わないのだが なぜ短命だったのだろう・・ 野外でもこんなものなのか?


ミニスゼッチホソアカクワガタ飼育結果



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