ミカルドキンイロクワガタ飼育記

飼育前 2006/8時点での情報

名称 Lamprima micardi ランプリマ ミカルディ、和名はミカルドキンイロクワガタで通っている

生態 大きさ アウラタと反対側のオーストラリア南西部に生息 ♂:19.3-22.2mm ♀:17.5mmと外国産クワガタ・ガブトムシ飼育大図鑑にある
成熟には半年ほどかかるようで羽化しても気長に構えておく必要がありそうだ

特記事項 パプアキンイロやアウラタキンイロなどほかのキンイロクワガタは♂の前足に扇状の突起があるのに本種はそれがない
熱帯雨林のクワガタムシに扇状突起を使って茎を切って吸汁するところが鈴木氏により観察されているが 扇状の突起がないということは茎を切る坑道をしないということだろうか?
色はアウラタ(ラトレイユ)やパプキンに比べて地味でくすんだ色のせいかあまり人気はないようだ
アウラタは大歯形が存在するのだが 本種は世界のクワガタムシ大図鑑やBE KUWA No6の色虫特集号にも大歯形は図示されていない 存在するのだろうか?

入荷状況 アウラタに続いて入荷した際には6-8万もしていたが今はそれほどすることもないのだがワイルドの入荷はほとんど見なくなってきている
累代物は入手できるので欲しい人が手に入れなくて困るということはない

飼育本から
webから
クワガタマガジンのキンイロクワガタの特集号に何か載っていたかも? すでに売り飛ばしたので不明だが・
外国産クワガタ・ガブトムシ飼育大図鑑によるとマットを堅く詰めれば材は必ずしも必要ではないようだ つまりアウラタやパプアキンイロの飼育と同様でいいのだろう



クワ若葉の交換掲示板で 思ったよりもたくさん羽化したスペクラリスノコギリクワガタとの交換で入手

届いたのは2006/7/9 で8頭 届いた  オーストラリア のパース近郊 F4個体
しばしおいて2006/7/13に確認
届いた状態は小カップに1-2齢が4頭づつで2カップ8頭だった
これをEndlessGrowのドルクスマットを詰めた430mlカップに1頭づつ入れて管理することにした

2年ほど前にパプアキンイロを飼育していたときには夏場になると蛹化不全や羽化不全が多数出たので
キンイロクワガタは日本の夏の温度は強くはないと判断 なるべく涼しい 床に近い底部において管理
それでも盛夏の7月末-8月には同じところに置いた温度計は30℃を差していた ちなみに上部は32-33℃・ これよりましだろ

以後 2齢になってから一度確認するはずだったが ホソアカ系統の割り出しや出品を行うのに結構手間取り、
1-2齢には十分な大きさのカップということもあって放置したまま

2006/9/2 夏休みが終わったらいきなり朝夕がすごし易くなったので
一斉に夏が越せなかったかどうかの確認をする 同じところにおいていたディディエールは半数ほど落ちていたが
本種は全て生存していた
それにしても3齢なのに小さい・・

これまでパプキンとアウラタを飼育したが
その中でも一番小さい幼虫・・
430mlのままで飼育することにはしたが
200mlカップで十分だろうとは思う

しかし全て♂、全て♀ということはないと思うが
雌雄の区別がつかない・

パプキンは雌雄の大きさが明らかに異なるので
区別が簡単だったのだが・
ドルクスマットがキノコバエの進入で劣化が激しいので 西日本こんちゅう社の上質発酵マットに総入れ替えとする
後は11月に入って温室にて温度管理が必要になるまでは放置か?

10月に入って夜から明け方にかけて20℃以下になる  
そろそろ温室の一番下のところに放置しておくと1日通して20℃以下になってしまうので変態には少し温度が低いかも?と思い
日中の温度が高くなる上部に置き直す
その際にカップを確認
2006/10/8
個体ナンバー6と9が既に蛹化していた

430mlカップのいずれもそこに蛹室を作っていた
マットを入れ替えたが新しく詰めたマットを食った形跡はない 
200mlカップの餌替え2回程度の飼育で十分なのだろう

パプアキンイロクワガタも大型の♂以外は200mlカップで十分だったので ♂の大きさがより小さい
本種は雌雄の区別なく小さい容器で十分なようだ

少しでも大きくなればと思って430mlのカップを使ったが蛹化してるのは小さい・
パプキンよりも小さいなあ・
今日は時間がないので蛹化している個体ナンバーを確認しただけだが変態画像をとるので
いずれ暴かないとね
2006/10/12に蛹の撮影のためカップから暴く 
暴いてみた個体ナンバー9

こりゃ♂か♀か?
アゴが小さいのでよくわからん・・

なので交尾器を確認

とぐろを巻いた交尾器が確認できたオスだね
画像はちょっと見づらいけど・・
←個体ナンバー2
前回の10/8の確認時は前蛹だった個体なので
蛹化してから間がないためか白い
いじりたくはないが♀蛹の撮影のため・・

ちなみに♀であることはやはり交尾期で確認
手に取れば あごの形態をよく見て
判断つくだろうけどこんな軟らかそうな状態で
手に取るのは危ないからね・
確認したのはこの2頭だけで
あとは羽化までまつ
堅くマットを詰めたのにさらさらになっていて
蛹室が崩れてちゃんと羽化までもってくれるのか
ちょっと心配
10/28
♂が羽化する
この個体はマットの乾燥により
カップに蛹室をそのまま戻すことができず
(崩れてしまう) カップを逆さまにして
蛹室の壁だけでも活用できるように置いていたが
それでもマットが崩れていくので
心配だったがなんとか羽化まで持ってくれた
色は紫だが ミカルドでは一般的な色
そういえばこいつらは寝るのだろうか?

2006/11/02 →
翅が固まったか見てみる
腹がまだ出ているが 綺麗なメタリックパープル!
2006/11/5

♂から遅れること数日 ♀も羽化していた
大きさは18mm
蛹室がでかい分 カップのツルツルの壁面の
面積が多いので無事に足が引っかかって
踏ん張れるか心配だったが無事だった
色はダークグリーン?
でも足まだ赤く? 腹も出ているのでもう数日
経つまでは色は落ち着かないかも・
ほぼ同時期に羽化してきたのでカップリングに
問題もなさそう
あとは活動待ち♪
2006/12/14
残る個体を確認
カップ430mlの飼育だがカップ外からいまだ
幼虫であることが確認できたのだが
当時マットに使っていたFマットに
キノコバエが入り込んで 劣化が激しい

そのため一度 マットを入れ替え
その際ナンバー3がマット内で干からびていた

この確認後 幼虫の大きさが小さいことから
430mlカップから80ml?くらいの小カップに
移し変える マットはFマットの新しいもの
他の個体が羽化が遅れようとも すでに1ペア出来ているので問題はない
そう 思って成虫の活動を待つことにしていたのだが・・ 
2007/1/30 なぜか♀のカップの蓋が丸く膨れ上がっている
なんでだろうと カップを取り出して蓋を開けると ポンっという音とともに異臭が・・  「饐えたにおい」とでもいうのだろうか

思い当たるのは 羽化確認後 マットだけだとひっくり返って起き上がれないと思い 菌糸瓶の割り出しカスを足場として入れていたこと・
どうやらこのカスが腐ったためらしい・・ 
キノコバエの進入を少なくするために カップ蓋に穴を開けてなかったので通気性が悪かったこともあるのだろう

当然 こんな空気の中で生きていられる訳もなく・
♀が絶命してる・・
すでに腐敗しているようでカップを振ると
粉々に砕けていった・・ 撮影してないのに・

こいつは困った・・ 残りの個体でうまくいくかな?

一方の♂も心配なので確認したが
こっちは大丈夫そう →

ここで特徴を確認
← オオアゴは小さい
世界のクワガタムシ大図鑑にも
BE KUWA NO.6

ニジイロ・ランプリマ属の特集にも大歯形系は
図示されていないが存在するのだろうか?

そして本種の大きな特徴はこれ →
パプアキンイロなどの♂は
足に扇状の突起があるのだが
本種はない この辺の理由は?
食性で吸汁の時に 植物の茎を
ちょっきんしないのか?
撮影後にカップに戻す さて
活動するのはいつになるやら・
2007/02/01
管理ナンバー5・・♀の蛹だったのに・・
羽化に至らず黒ずんで腐っていく
温度は先に羽化した雌雄の羽化時と
変わらないので原因は他にあり?
ちょっとピンボケで分かりにくいけどマットや
蛹室がぐちょってる?
湿度多すぎ? あるいは沸きまくったコバエの
ウジが蛹に悪さしやがったか?

一応他のカップを確認して蛹室を作っていないもの
だけでもマットを入れ替えたが
すでに蛹化体制に入ってるものは替えられない
2007/3/17に蛹化したけど・・→
大丈夫か?ナンバー1よ
ナンバー1の蛹化を確認した同日 すでに羽化していた個体を確認 雌雄の確認と お楽しみの色彩だが?
←ナンバー7 ♂ う〜〜ん 普通? ゴールド
→ナンバー4 ♀ 光の反射で綺麗に見えるが
           ビリジアンっぽい色

←この♂ 蛹室から穴掘って動いていたけど
餌は食わない なのになんで蛹室崩すんだろう?

意外と早く後食すんの? 
先に羽化したパープル♂は一ヶ月以上経つけど
なにも4ヶ月も経つんだけど
活動してる気配ないぞ・・・

こいつらが活動するなら夏以降か?
しばし60ml程度のカップに入れて放っておく
それから更に一ヶ月半 ゴールデンウィークの前半に突入 私の休みはカレンダー通り 土曜も仕事だ
なので前半の連休とはいえ2日間だけ 大阪にぷらぷらして1日潰してしまい しかも散財・
2007/4/30 なので仕方なくクワガタの世話・・ 片っ端からゼリーの補充と セットの確認 未だにコバエがひどい・・
なぜ丈夫そうなフランシスラテラリスが壊滅してたのに落胆しつつ ファブリースのカップに詰めた卵の状態を見てたら
あら もう活動開始で喰いモンないのでカップ上に
上がってきているか?
あぶないあぶない 餓死するところだった

すでに弱ってるかもしれんがとりあえず
動いてるので大丈夫だろう

でもこいつのナンバーは8 
昨年10月羽化の9よりもずいぶん後に
羽化したのになぜ未だに9は活動しない?

でもまあとりあえず 全部の個体にゼリーを配るか

綺麗だがもう少し 違った色が見たいなあ→
♀はちょっと暗めのグリーン
前胸の点刻粗いね
撮影に出して来てもあんまり動かない
でも♂が活動してる奴がいるので
手遅れにならないようその♂と同居していただく

できれはこいつと番わせたいが・・→
いつになったら活動すんだよ・・ 
もっと温度上げないとダメか?

ミカルド産卵セット

ケース コバエシャッター小

無し

マット 西日本こんちゅう社の上質発酵マット 下をがちがちに詰める
材を入れないこともありケースのほとんどをマットで埋めた

ほか ゼリーと転倒防止の樹皮 夏場のパプキンはひっくり返っても翅を広げて
体制を戻すがいまのところ こやつらは活動性が低いので あぶなそう・




ミカルドキンイロクワガタ飼育結果