マルガリータホソアカクワガタ飼育記

飼育前 2003時点での情報

名称 学名 Cyclommatus margaritae キクロマトス マルガリータエ、マルガリータホソアカクワガタ、古い本ではマーガレットオオキバクワガタとあるが このスペルだとマーガリッタ? 単にオオズホソアカクワガタと表記されたら本種を指すようだ

生態 大きさ ニューギニア島に分布 プルケルスと分布が重なるので両種は亜種などではなく別種でいいのか?
55mm程度にもなる 一度標本フェアで本種の50mm〜を見たが非常に大きく感じた いやアレはスペキオサスだったかな?
一回りしていたら売れてしまって悔しい思いをした

特記事項 プルケルスホソアカクワガタと類似・・区別が分からなかったが方々に尋ねて分かった、でも小歯の場合は分からない・・

入荷状況 ほとんどない・・ニュ-ギニア島全土に生息しているならプルケルスと共に入荷しそうなものだが・・
♀の区別が不可能?なためショップの方もクレームを恐れて売れないかも・・出回るなら種が判明する累代個体か・・

飼育本から
webから
意外に飼育マニュアル本では見かけない 書籍よりもネットの掲示板の方が情報を得やすい 




プルケルスの累代をやっていて常々マルガリータとどう違うのか疑問だった
書籍にもWEBsiteにも両種の違いを明確に記したものは見当たらなかった
なのでとりあえず入手する

だがワイルド便では見かけないので以前に入荷した繁殖個体を購入
2003.01.11まずはスズムラと共に幼虫5頭を入手 
残念ながらニューギニア産としか分からず 以下の詳細な産地は不明

そして同日にCBの成虫Prを入手
これはニューギニア島パプアニューギニア
 ポポンデッタ産である
その際にプルケルスと本種との明確な違いは
どこか尋ねたがはっきりした区別の仕方は
わからなかった
そこでレインフォレストビートルズの掲示板上や
クワ若葉の情報掲示板で違いについて
教えを請うた

とりあえず大歯形にての両種の違い・
判別は自分的には分かったつもり・
・なので飼育記をはじめる



マルガリータホソアカクワガタ産卵セット

ケース コンテナQ-BOX30 マルガリータの♀殺しの報告を「アジアのクワガタムシ」で
見たのでなるべく広めで飼育 餌を切らして飢えさせないことに注意

某メーカーの発酵マット 許可とってないので商品名は出さないが
これまでの飼育記にある「発酵マット」と同じもの どうしても採りたい虫に必勝を
期して使うマット(高いけど・・)

マット なし 軟材があればいいとは思うが今現在「良質」といえる軟材が入手できてない
手持ちだった良質材どこから買ったんだっけか?

ほか プルケルスに準ずるなら25℃〜がいい様に思えるがコンテナQ-BOXで
25℃なんぞにしたら蒸れて死ぬ・・(と思う) ここは22℃程度か


さて・・・
幼虫がいるとはいっても
産地が判明しているペアからは
確実に採りたい
上手くいくといいが・・
セットして1ヶ月 ♀はよく姿を見せるが・・♂は樹皮の下かと思いきや ケースの4角からマットに潜る
こんな形して潜るなよ・・

なおこの1ヶ月たった時点’03.02.18でケースから卵は見えない・・ 大丈夫かな?

時々ゼリーを追加したが特に変化なく 卵も外から見えない
ところが更に1ヶ月経った3月中旬から♂の姿が確認できなくなる おそらくマットに潜っているのだろうと思っていたが・・

2003.03.27
 
やっとかよ・・ 無事確認
 たまたま見えなくなった♂の画像を
もっと撮りたいなと思って
屋外に出してきたときに気付いた
この時は昼休みだったので
暴くには時間が足りず
♂の画像を撮るのもあきらめた
♀は元気そうにマット上を徘徊していた
 だが・・
2003.3.29 
見えていた1齢を取り出そうと思ったら
あっさり♀が死んでいた

そりゃ1月に届いて4月末なんだから死ぬか・
寿命かな?

だが・・半月前から探していた♂は死骸さえ
無い・・何故?逃げられない筈だが?

セットをぶちまけると

ケース底に見えていた
1齢が3頭が転がり落ちる

他にも底に見えていた
食痕坑道を探すと
ぽろぽろ確認

2齢も1頭いた

ただ・・・壁面に見えていた
1齢はマットぶちまけで
壁に擦れて死亡・4角にあったマットを
指でどけると幼虫がいて死亡・・

よって・・

卵8
1齢10
2齢2
1齢2死亡・・
ということは・・全22頭?
やっぱり? プルケといい
結構少産なのか?
他の方の意見が欲しい
2齢 固まっている
出すときに壁に擦れてブチュっと
で・・幼虫飼育分だが・・
2003.02.08. 1頭は死亡していた
同じ条件下で飼育していたスズムラも併せて10頭のうち、この1頭だけ死亡
ほかは大丈夫だった
蓋の直下で死んでいたが蒸れだろうか?
で変わって 同時のポポンデッタ産♀

累代品なのでマルガリータには違いないのだが
♂でさえほとんど変わらないのに♀に違いが
あるのか?

う〜〜む・・わからん
なんとなく前胸の形が違うよ〜〜な・・
気のせいだろう・・そんな違いなら
とっくに報告されているはずだしな・・
♂にしてもここが「プルケと違う」ってところが
どうもよくわからん・・

並べてみると 内歯の位置が違うのは
わかるのだが
世界のクワガタ大図鑑のはもっと
離れているんだよな・・

まあ大図鑑の図示個体にしても
間隔が狭い個体も載っているんだけどね
2003/4/17
幼虫購入の個体 ナンバー4が羽化していた

2週ほどもあれば多分後食するんじゃないか?

♂は少し遅れて2003/5/29に羽化→

430mlプリンカップで飼育していたが・・
蛹室から見える腹部は小さいのう・・
取り出すとやはり小さい・・

成虫購入で大きい個体はあるが
マルガリータの野外サイズから考えると
まだまだ小さい 50mmを超える個体を見てみたい

小原流ホールの標本即売会で
スペキオサスホソアカ(だったとおもうが)の
大型の標本をみたがあれくらい大きいものだと
オオズ系ホソアカでも迫力がある

標本も画像や図鑑でみるより 実際に標本箱に
入っている実物をみると写真で見るよりさらに
魅力がある
2003/3/29に割り出した 幼虫群のうち 
♀は変態が早いため
(割り出した状態が2齢ということもあるが)
既に2003/6/10に
蛹化体制に入っているものもある

大体はまだ3齢だが→

このとき割り出した幼虫群は全て3齢だったので
♂♀を振り分け ♂2頭ほどは大型になることを
期待して600ml広口瓶に入れてみた
←2003/4/29 羽化していたナンバー4を撮影
う〜〜ん・・羽化したこの個体は
ニューギニア産としかわからない幼虫購入個体・
今飼育中のパプアニューギニア ポポンデッタ産
との違いがあるか捜したがちょっと分からん・・

間をおいて2003/7/31の暑い盛りだが
カップの底でポポンデッタ産の幼虫が羽化していた

羽化不全があるのではないかと覚悟していたが
底部においていた所為か無事の羽化

で・・・
前回期待をこめて600ml広口瓶に入れたのは・・
←なんすかこれは? 期待はずれもいいところ
50mmとは行かなくても430mlのカップ飼育でも
オオズ系は43−48mm程度は羽化してくるのに
600mlの容積がある広口瓶でこれとは・・

マットはプルケルスが48mmで羽化したのと
同じものなので問題ないと思うのだが・
容器に移し替えるのが遅かったか?


小さいけど少し緑っぽい金属光沢があって
イイんだけどね
←2003/08/07
少しは増しそうなのが蛹化していたが
頭部の反り返りがあまり発達してないことから
期待は出来ない・

2003/08/24→
羽化していたのを取り出す 前回7月に羽化の
♂よりはマシだがもっと頭部の反り返りが
発達する大型の♂を羽化させないと
比較が分かりにくいか?

続けたいけど♀がどれくらいもつかだよな・・
2003/11/27 に7月末に羽化した♂が死亡

♀は1頭しか生き残っていなかったので ♀を殺しにくいアゴの小さい♂をペアにして飼育して

バインライヒの幼虫飼育の結果から材を入れて飼育してみたのだが5頭だけの極小の回収で
♂♀ともに死亡・・

この幼虫回収をもって本種の飼育は終了したが アゴの形状がどうも本当にマルガリータなのか
疑わしく・・とはいっても確実にマルガリータはどんな形状を指して判別するのかが記された文献がなく
世界のクワガタムシ大図鑑の標本映像から判別するくらいだが その大図鑑にしても
あご先の内歯が離れているものと あご先に近づくものの両方が「マルガリータ」として載っており
イマイチよくわからん・・ オオズ系統の比較研究が進んだら是非それだけで詳しい特集本を出して
欲しいものだ

マルガリータホソアカクワガタ飼育結果