マンディブラリスフタマタクワガタ飼育記

飼育前 2001時点での情報

名称 Hexarthrius mandibularis sumatranus ヘクサルスリウス マンディブラリス スマトラヌス 通称マンディブラリスフタマタクワガタ、 マンディブといわれることが多い

生態 大きさ ボルネオ島とスマトラ島にいるが ボルネオ島(カリマンタン島)は珍品扱い(数が少ない?)されている :原名亜種はボルネオ産なんだが・・ たぶん採集事情が悪いだけなんだろうが
私が購入したのはスマトラ産の亜種ssp sumatranusである

特記事項 生態に関して特に記載された書物はなし  世界でも最大級の種でフローレンスギラファ同様110ミリを越すものもいる
とにかく凶暴!♀殺しは日常茶飯事
たま赤い個体がいる 産地によるものか個体変異か不明

入荷状況 コンスタントに入ってきている さすがに100ミリアップは高いが70〜80oだと手ごろな物もある  ボルネオ産は総じて高め!モーレンカンプオウゴンやキクロの各種もそうだが何故ボルネオ産はこうも高いのか・・
昨年近所のホームセンターに赤いマンディブ102ミリが入荷していた ¥19000だったので手控えたが購入しておけばよかった・・

飼育本から
webから
15〜25度で飼育 寿命は4〜6ヶ月との事 成虫は飼いやすいが幼虫は難しいらしい
新成虫以外は♂♀分別飼育が必須


採卵編

2001/6/17 ドルクスショップUndoより購入して届く  スマトラ産の亜種である 
フタマタクワガタの飼育としては二種目だが前回のブケットフタマタで痛い目見ているので最初から分別飼育に入る

マンディブラリスフタマタクワガタ産卵セット

ケース ♂は中ケース  ♀は大ケース

♂は採卵には関係ないので転倒防止の霊芝材の皮を入れておしまい ♀は材を入れる
マット産みでなく 材産みとの情報を得たのと、「熱帯雨林のクワガタムシ」パリーフタマタが材中に
坑道を掘って産卵していたとの報告があるとかかれていたので
大径材、それも硬くないものとして「スカラベ」さんから購入していた霊芝材を使う
かなり腐朽が進んでおり、オウゴンオニに使えないので取っておいた物を使用

マット 毎度おなじみ「ドルクスショップUndo」さんの埋め込みマットを使ってセットを組む

ほか 材は表面がマットに出る程度にして セットに新聞紙をはさみ、ゼリーを置いて完成!
しばらく様子を見る



2001/6/29
これといって変化がないが♀の姿が
見えないので材を確認
 どうやらもぐっているようで材を割ってみる・・
といっても簡単に手で裂けてしまう・・
しかし材内で♀を確認するも少し弱っている程度でしかも卵はない様子・・
仕方がないので「三枝椎茸園」さんの軟材に切り替えることにして届くまで引き裂いた材を
戻しておざなりにセットしておく・・
アゴが欠けてしまっていた


そんなこんなで 材が届いたか多忙であったのでしばらく
そのままで2001/7/22にセットをしなおすことにして
再び暴く・・すると・・

材のヘタあたりの木片に食痕確認!  掘り出すと1齢であった!!
どうやら穿孔時に産んでいたらしい♪ フタマタはどうも産卵形態が分からなかったので累代は無理と思っていたが・・
気をよくして割り出すが結局1齢1頭のみ、それでも採卵できたことに嬉しさを感じ 軟材をセットしてもう少し・・と思ったら・・♀が一切いない!!
脱走なのか?とにかくえらく中途半端なまま飼育が終わってしまった・・
安く売ってるところがあればリベンジすることにして取り合えず採卵飼育を終えることとする
あとは寿命確認の為に♂の飼育のみとなるが続けることにする
2001/7/28
「ニジイロクワハウス」で会員メールにて
知らせていただいた情報で
小ペアが安かったので購入して届く

今回もセットは♂♀分別飼育
♂は小ケースに入れるのみ・・♀は毎度おなじみ「三枝椎茸園」さんのアンテ対応材を使用して以下のセットを組んだ
 


産卵セット



ケース プラケース中

レイシ材の使い古し(オウゴンオニが穿孔しなかった材)を2本 材を露出させて埋め込み 

マット 「くわがたショップ Undo」さんの埋め込みマットを使用

ほか 今回は蒸れを防ぐために蓋には何も挿んでいない



そしてしばらく観察していたが♀の活性は高くケース内をうろつきまくる
 ♂は生き残っている個体1♂と同様に気性荒く暴れまくる

セットして一ヶ月後の8月下旬にケースを覗くと材表面に一箇所かじり痕を確認
;

埋め戻しているように見えるのでどうやら産卵の期待は出来そうだ
 穿孔産卵タイプではないかな?
材の表面にダニが徘徊・・よく見ればマットにも・・
セットし直しにもちょっと材不足なのでそのままにしておく

そして♀が徐々に弱っていく・・・ 
2001/9/6に♀がほぼ動かなくなり死亡として 材を引き抜いてみる


材の表面には一箇所しか産卵根はなかったが土に埋まっていた部分に幾つかあった
材をピンセットで崩すと割と大き目の卵が出てきた 更に孵化したてのような頭部の白い1齢が出てきた 
卵がでかいせいか1齢も大きい
しかし材には産卵根は10以上あったが 卵床があっても卵・幼虫がないところが多く 結局得られたのは卵2 1齢2のみという
情けない結果だったが それでもフタマタ系の初めての採卵成功である♪以降 幼虫飼育に続く

幼虫飼育編


最初に得られた幼虫は1齢でも結構育っていたので問題なく生存できるだろうと「くわがたショップUndo」さんの埋め込みマットを大カップに詰めて飼育する
2001/9/6に得られた卵は100mlのカップにトップマットを詰めて管理する

そして2001.9.30
生存確認をする とにかくたった4頭・・
実のところ 割り出し画像にもある通り
「潰れた」ような卵もあったので
期待してなかったのだが・・
4頭とも成長あるいは孵化していた
2001.9.30時点で加齢しており
まずは順調といえる
ここで120mlカップから200mlカップに替える
さらに一ヶ月・・2001.10.26
カップを確認 1頭だけ3齢初期だったが
残り3頭は2齢のまま・・

このときからカップでは狭いので
タッパーに移して飼育
マットもレベルAマットを使用した

2002.3.31・・確認・・・♂1♀3の割合になっていたことは分かっていたが・・・♀が1頭死亡・・カビにまみれている・・
2枚目の画像が左♀、右♂である  ♂をアップにしたものが左の画像・・まだまだ小さいのに黄色く死亡が・・
これってホントにマンディブ・・かなぁ・・羽化しないとわかんないよね・・・
ちなみにこの♀は市販の菌糸瓶でモセルを飼育した後に残ったオガを使用してタッパーにて飼育していた
かなり菌糸が回って飼育しているうちに菌糸瓶化してしまったが見ての通り成長はしていた・・んが・・・どうなんだろうか・・
 菌糸によっては合うものもあるだろうがそれほどに合っているように思えない
これはシカクワについてもそうなんだが・・
♀は1頭前蛹なんだが・・・
タッパーの素材のせいかピントが合わない・・・

♀が羽化しても私には判別できん・・

んでもって なんとか撮影するために暴く→
羽化しても40ミリには届くまい・・
2002/5/11
前回 蛹の様子を写した個体ナンバーB4が羽化
しているのを確認
2002/5/16に翅が固まってから撮影してみる
まだうっすらと赤い
残りの1♂1♀はまだ幼虫 →

暑いのか蓋の下をニョロニョロ 開けると威嚇
これは♂だったか?♀だったか?
比較物を一緒に移してないから
4年も経ってこれを記入している2006じゃ
思い出せん
それにしても当時 マンディブの幼虫が採れて
嬉しかったので♀にしても大きなタッパーで
飼育してたなあ
残りの個体B2 B3に変化があったのは さらに3ヶ月もたった真夏の日 2002/8/1
B2はタッパーの角の部分で蛹化していた B3は蛹室を作成中
タッパーの蓋をマットごと持ち上げてしまう
パゥワーの持ち主・
これを経験したのはケイスケギラファ以来だな
既に羽化して2ヶ月半が経過した♀
君は本当にマンディブかい?
蛹室を作っている♂が蛹化すれば分かるか・
ちなみに41mm
2002/8/16
楽しみに♂の羽化を待っていたのに・・
←ナニ コレ・・・・・

ひっくりかえしてみると どうも蛹化の時に
頭〜前足にかけてだけ皮が脱げなかったようだ
今から 思うとたぶん原因は温度 32℃じゃあね・

2002/8/18
B2のメスは無事に羽化していたのに・・→
で・・ ♂がこの様では ♀が本当にマンディブラリスかわからない
せめて蛹化不全で死ぬにしてもあごだけでもわかればいいのに・・
のちに当時よく撮影させてもらっていた山崎オオクワさんに行った時に羽化した♀を持っていって意見をうかがったら
マンディブラリスだと判断するなあとこと

以後 ワイルドのペアが入手したときに ♂と最初に羽化したナンバーB4♀と番わせる
♂は♀殺しをさけるために
糸であご先を縛る
何回も糸をかけないとすぐに採れてしまう

2002/10で常温の飼育だが
材を埋めずに転がしていたところ
産卵痕がついていた



マンディブラリスフタマタクワガタ飼育結果