ラトレイユキンイロクワガタ飼育記

飼育前 2001時点での情報

名称 学名Lamprima latreillei ラムプリマ・ラトレイレイ、 ラトレイユともいう しかしアウラタキンイロと同じ種という説もありよく分からない

生態 大きさ 大きくても35ミリ足らずだが その色彩はメタリックが強く、パプアキンイロクワガタを凌ぐ、’02.2現在アウラタと共に非常に人気のある種   その生態についてはパプキンに準ずると思われる

特記事項 ♂はグリーン、♀はグリーンが入ったレッドが多いようだ しかしブルーかかったタイプの♀もいる
パプキン同様♂より♀のブリード、収集に楽しみがでる種類

入荷状況 ワイルドは少ない しかしブリードは盛んでパプアキンイロ同様に容易いと思われ、現在は高価だが今年’02後半や来年には値が大分 崩れてくると思われる

飼育本から
webから
幾つかのクワ雑誌でオーストラリアの採集記で名前が挙がっている 現地では希種ではないようだ
ラトレイユとアウラタは胸部の点刻が荒いものがアウラタ、少ない物がラトレイユとされているが・・実際に両種を並べた物を見たわけではないのでよく分からない 
幼虫飼育についてはおそらく菌糸瓶でよく育つのではないだろうか?
飼育に関する詳細はキンイロのオーソリティ 治虫さんの治虫のくわがた道場を参照されたい




成虫飼育・採卵編


昨年末、2001.12 パプアキンイロクワガタの飼育を始めて一ヶ月たったころ もっと鮮やかなメタリックの個体が欲しいと思っていた

ラトレイユあるいはアウラタと云われている種類である

これを書いている2002.4現在こそそこそこ価格も下がってきたがたった6ヶ月前では かなり高額な種類だった。

たまたまネットサーフィンで辿り着いたRAIN FOREST BEETLESでクリスマスセールをしていたのでハイイロクワガタとともに購入する

産地は オーストラリア クィーンズランド州 ガーラドゥンガ とのこと  累代は3代目に当たるとのことなのでF3ということか

累代は進んでいるが昆虫の国外持ち出しに厳しいオーストラリアの虫のためか結構 高価である パプキンは現在安くなっているのだが・・
現地でも個体も少なくはないので現在飼育しているブリーダーからの累代個体が放出されれば価格は暴落していくだろうが
 その色彩ゆえに買う人は減らないんじゃないだろうか?

2001.12.27届く

パプキンと同じく産卵は容易いと思ったのだが、
購入時にカップリングまで
1ヶ月はかかるとのこと
そのためプリンカップ大にマットを入れて蓋をする
一応ゼリーは置いておいた

温室中部20度程度にして管理していた
2月に入ってまず♂が活動開始
ゼリーが減っていたので活動を確認した
しかし・・♂の前胸を見て欲しい・・
かすれてメタリックが無くなってる
理由は・・マットを入れすぎてカップの蓋までの
距離が短く、擦れてしまったのである・・
注意が必要
腹もテカテカ・・
♂は結構ガツガツ食ってゼリーが減ります
2002.3.17
♂に続いて♀が活動開始

28度にしたら活動輪開始すると聞いて温風が当たる場所に置いたのがよかったのだろうか?

ここでプリンカップからコンテナQ−BOXに変えて改めて飼育を開始する



ラトレイユキンイロクワガタ産卵セット

ケース コンテナQ-BOX10

おそらくはパプアキンイロクワガタと同じように飼えるだろうと思い必要なしと判断

マット 当時 万能マットとして産卵用マットとして使用していたTOPマットを堅く詰める

ほか 転倒時に起上がり用の足がかりに樹皮を置く



しかしその一週間後に・・♀がまったく姿を見せない・・「二度寝」だろうか・・・ところが・・
2002/4/10二度寝にあせって再び起こすためにセットをあけてみる  まったく産卵を予想してなかったのだが・・
すでに孵化しているものを含めて12頭確認した
孵化していることを考えると割と早く活動していたのだろうか?

そして一ヶ月ほどだった2002.4.26、様子をみると交尾行動を確認できた
餌場近くで♀を抱えていた 交尾器を観察したが♂は輸精管の他に長い交尾器があるようだ 結構振動を与えたが♀を離さなかった
この後♀は更に産卵しているかとおもって2週間後に暴いたが全く産んでなかった マットの詰め方が甘いのか?もうちょっと堅めにつめてみた

詰めなおして次の確認はゴールデンウィークの2002/5/3
確認が早いようにも思うが幼虫を食っちゃうことをパプキンで確認しているので なるべく卵でさっさと確認しておきたい

今回も確認時には♀を追っかけまわしている
交尾のさせ過ぎは寿命を短くする印象があるので
分けたほうがいいかも?
表面の被せているマットを取ると
堅く詰めた部分に潜っていった行動が見える
詰まったマットをバコバコと細かく割ると孵化したて
の幼虫アリ
しかし得られたのは卵2、1齢1、 前回 4/10は卵10、1齢2だったがいずれにしても
得られる数が少ない どうも温度が低めのせいに思えるのだが・・ パプキンが40〜以上得られたので本種もそれくらい得られると思っていたのだが・


2002/4/10に割り出した幼虫を確認してみる たぶん問題ないとは思うが・(そんなに弱い種には思えないので)
卵は小カップにTOPマットを詰めて
2個ずついれていた

A5、6とナンバーを振ったカップを開けると
すでに2齢になっている2頭を確認

産卵セットに使っていたマットを使っているためか
少し劣化してきれいるかも?

加水なしで使用できるマットなのであまり長く持つ
マットではないな
もう少し追加できるかと思っていたのだが 5/19に更に卵を追加した後
2002/6/6の確認で
←卵と幼虫をわずかに追加

♀はマット内でカビにまみれていた

これが寿命かどうかは不明だが
3月ごろに活動を開始したとして
3ヶ月・・こんなものか?

半年近くは生きるのでは?と踏んでいたのだが
2002/6/17 ♂だけになったので200mlカップで飼育してたが
ひっくり返って死んでいる

梅雨ではあるが夏に比べて「すごく暑い」わけでもない
やはり3ヶ月程度が成虫の活動期間か?

寝ている時期がパプキンよりも長めなのでどうも明らかに活動開始してから
どのくらい生きているものなのか分かりにくい
このあと得られた卵・幼虫についてだが この当時飼育種が手におえなくなってきたこともあり
幼虫のカップの移し変えなども行っていたが撮影はしていない
夏の確認時に もうマットの入れ替えをしなくてもいいように本種の大きさとしては
大きすぎるくらいの430mlカップに移した
430mlには幼虫2頭 100mlのカップは1頭で飼育 他には1Lガラス瓶に2頭ぶち込んだ飼育もした
2頭で1L容積ならなんの問題もないと思うんだが・
2002/10/02
管理ナンバー5
カップの底面角に作られた蛹室で羽化間近の・・
♂? わからん・・ このままカップを上下逆さまに
したままで羽化を待つ

しかし他のカップを翌日に暴いてみると
羽化して蛹室を出ている個体がいた
しかし蛹室から出ていても活動はしてない
なんで活動しないのに一々蛹室から出てくる?→
10月に入って♀は羽化 あるいは蛹化してるが 大きさは変わらないのに ♂は羽化してきてない
1Lハチミツ瓶 2頭飼育のもの
問題なく羽化してたが蛹室を破っているが
活動はしない・・ 管理ナンバー A3 A4
100MLカップの蛹
マットに水分を多くしたせいか パプキンの時の
ようにマットがサラサラになって蛹室が崩れる
ことはない 
羽化に至らず 黒く腐っていく・・ 
マットは劣化してガスが出てるわけでもないが・
まあ こんなことはよくある
4/10の卵での回収の 管理ナンバー14までの個体群は半年で羽化してくるものもいたということになる

10月は蛹の状態も多いので11月に入ってから羽化個体を出してきて各個体撮影
羽化した個体は
♀-赤系
♂-緑系
のみ 

パプキンは赤系♀から
黄色系♀やミックス、青系も出てくるけど

ワイルドでない累代のものということも
あるのだろうが あまり面白くないな

この光沢は好きなんだが・
瓶に2頭飼育していた♂蛹

同じ瓶にいた♀は10月の確認で既に羽化してたが
こいつが蛹室を作り始めていたので
この2002/12/07の時点で蛹のまま取り出せない

同じ瓶内の♀がこの蛹室に入り込まないかと
ちょっと不安



ラトレイユキンイロクワガタ飼育結果