インターメディアツヤクワガタ飼育記

飼育前 2000時点での情報

名称 学名 Odontorabis dalmanni intermedia オドントラピス・ダールマンニ・インターメディア、インターメディアツヤクワガタと言うこともある

生態 大きさ インターメディアそのものについての記載はないが各島のOdontorabis dalmanni 亜種と同じと考えられる
寿命は書籍によれば1年とあるが羽化してからなら1年は生きるかもしれないが活動を始めてからはそれほど生きないのでは?
ツヤクワガタは孵化や変態に時間がかかるといわれている
ダールマンツヤクワガタの亜種 フィリピン領の島に生息 パラワン島、ネグロス島、パナイ島などに生息 

特記事項 ツヤクワガタでも大型種で、大歯形が多く入荷してきており 90ミリオーバーも普通にいるようだ
ダールマンに比べて大歯形しか見たいことない気がする
日中に活動すると書かれている飼育本があったが?どうも夜行性のような気もする

入荷状況 ¥1500〜100ミリオーバーでも¥5000程度 人気がないのか?ツヤクワ入荷の黎明期によく入ってきていたが様々な色のついたツヤクワが入荷するようになって売れないためか見かけない
ネグロス島産も入荷していたが100mmでも¥3000程度で入手可能

飼育本から
webから
Odontorabis dalmanni dalmanni に順ずる・・こればかりのような・・
幼虫期間は1年に及ぶと書いてあるものがあったり 大歯形の大型を狙うには2年1化にすべきと記載されている物もある 
1年かかることは間違いないようだ



成虫飼育 採卵編

昨年「ドルクスショップUndo」さんから購入 ダールマンが死んだのを受けて新たに飼育することにする
パラワン産ワイルド♂100.4mm ♀54mm*2の飼育に入る


産卵セット

ケース プラケース大


マット ダールマンで「ドルクスショップUndo」の埋め込みマットで採卵できなかったので
ダールマンの幼虫飼育に使っている若葉マット使用

ほか セット半分を超えるくらいをマットで埋めて転倒防止の材を入れる
ダールマン同様インターメディアも♂♀ともによくこけて足掻いている

2000.9.26から飼育に入る

特に特徴的な行動は確認できないが雌はマットに潜って坑道?を掘っていることが多かった

そんなこんなで2000.11.01に♂が死亡 2000.12.07に♀が死亡

ペアの死後当初にマット内を確認したが幼虫などは見られず失敗と思っていた

以後年末にニジイロの新成虫を飼育することにした際、ケースとマットを流用しようとした際、半透明の円形の卵を見つける
陸棲巻貝の卵か?思ったがそんな物が入るわけもなく カップに入れて様子を見るとOdontorabis dalmanni dalmanni と同様の形態の幼虫が
孵化し飼育に入る

幼虫飼育編

2000.11.25
ペア飼育によって得られた卵ばかりを孵化させて飼育に入る
15個確認したが1つは消えてしまった

孵化後にオオクワの幼虫に使っている1.5Lのポリ容器を使って今回はOマットを使って飼育する

温室底部に置いていたが温度が日中15度程度 夜は10度近くにまで冷え込み  生存は半ば諦めていた

2001.01.23
キクロなどを飼育することになりスペースの確保から まず生死を確認する
すると問題なく生存していた

情報通りケース内に空間に作って生活しているようだ
2齢、3齢の各幼虫  百円玉の比較で分かるが3齢はかなりデカイ

2月中旬まで温室に置いたが以降は夜は室内に、昼は外に置くことにしていたが時折ケースを見ても表面から生存が確認できた

4月始めに完全に食い尽くされていたマットを補うために マルカンのオオクワマットを混ぜてみる
いきなり全てマットを替えると拒食で死ぬかと思ったためである

4/7に ケース表面からの観察で黒く死んでいることを確認し慌てて全てのケースを確認したが結構死んでいた

温度によるものならこれのまでの方が低温だったので考えにくい  餌替えのショックと思われるがそのまま生存頭数で飼育を続ける


以下のような感じで飼育していたが1.5Lではあまりにも狭い・・しかし容器もないのでそのま続行
飼育の1.5Lブロー容器 これらは国産オオクワで使った菌糸瓶の容器なのだが12個入りの購入時に
届いたダンボールにそのまま 入れて屋外に入れていた 屋外においているので
日光を避けるためもある

ただ画像のしたの容器のように カップ蓋の空気穴から土を押し出すものが出てくるほかに
この穴から頭を出してダンボールをガジガジやっているものもいるので
通気孔は頭が出ない程度の大きさのほうがいい

そして7月に入ってから♀が羽化して ケース内に出てきていることを確認 


しかしツヤクワガタは変態が遅いと聞いていてので後食するのも遅いだろうとほっておいたら・・

2001/8/30
見事に粉々に・・ すぐに取り出す必要がったのだろうか?初めての羽化個体だったのに・・

羽化したらどのくらいで活動するのだろう そもそも蛹室を割って確認したわけでなく
出てきているので後食をしてしかるべきと思うべきなのだが 
今思うとなぜ 蛹室から脱出してきたのに後食はまだと思ったのだろう・・

そしてケースを見ると壁面に蛹室を作ってる物があったので調べてみる
蛹室を観察 少しずつ割ってみたが・・中身は死亡 蛹にはなっており 中身も形成されていた
 更に観察すると羽化途中の脱皮で不具合があったようで・・前胸部が割れていた 
これでまたも死亡 他にも三頭死亡で・・累代よりも羽化させられるかが怪しくなってきた・・
ここで幼虫の様子を・・

1.5Lの菌糸瓶に使われていたブロー容器を使用していたが幼虫はそのほとんどを空間にして
肥大した腹部を壁に当てて移動しているようだ

まさしく巣穴を作って暮らしている
坑道を糞で埋めていくドルクス系とはだいぶ違う
そのまま飼育は屋外で続けていたが・
・秋に入って他の個体が蛹になってないか確認
2001.11.04
明らかな繭玉を作成する

間違えて暴いてしまったが・・
この個体は再度繭玉を作ることなく死亡・
・前蛹に近かったのだろう

そして・・数日後・・・
最低気温が10度を下回る日が出始めたころに・・
2001/11/16
左の結果に・・・
2001.3に屋外に放置していても
大丈夫だったのだが・・

1頭ずつブロー容器から取り出すが・・ダメ
丸々太ったインターメディアなのに・・
大歯形を羽化させることが出来ないまま全滅・・
加温しなかったのは
温室のスペース問題もあったが・・
この時点で♂♀の区別はついていたので
少数だけ飼えばよかった・・
2001/11/16
蓋の直下に作られた繭玉から現れた♀・・・
この♀は腹部を回転させることが
なかったのだが 一応温室に入れた・



・しかし 孵化することなく死亡・・


これで一旦 インターメディアの飼育は終了するはずだったが

次の年の2002に パラワン産インターメディアを4頭いただく機会があった

届いた状態は1.5Lのダルマ瓶で届き 中のマットは元からそうなのか 食い尽くされてそうなったのが 黒色の微粒子のマットとなっている

空隙率も多くなっているので 喰いカスマットを足そうかと思ったのだが2001のマット入れ替えで死んだことを思い出しうかつに入れることも出来ない
なので死ぬかもしれないがそのままで放置することにした

このときの画像がいくつかあったのだが もともとの撮影画像が少ないことと HDDの破損のデータ復旧が出来ない部分であったため画像はなし

次に画像が残っているのは 羽化した時の撮影
飼育瓶はこんな感じで
既に♂♀の同定をした状態で届いた

つまり3齢で届いたのだが
正直 マットがずいぶん減ってしまった
のだがよく羽化できたと思う

2002/12/07

われながらダルマ瓶の口からよく蛹室壊さずに
出せたもんだ
割ると一見死んでるか?
と思ったが 息吹きかけてマットをどけると
新成虫が動き出す

ワイルド品は時間が経つと
光沢が無くなっているものもいるのだが
ピカピカでとても綺麗だ
2003/1/3

先月初めにまだ蛹室にいたが
昨年の失敗も踏まえてあらかじめゼリーを
入れて管理
だが♂はまだ羽化せず・

それどころか 残る固体に変化があったのは
半年後の2003/6/21
同じ日の割り出し分で同じ♀、
同じ餌と環境でどうしてこんなに違うのか?
蛹室作ってます 
上から穿ると♀の蛹
← これは蛹室をあけたのだが
無事に羽化した

でも♀1頭飼育のスペースにダルマガラス瓶1つ・
スペース勿体無いよなあ・・


2003/8/6
残っていた瓶を確認 →
中は空洞? っつうか幼虫の空洞なんだが・・
幼虫いない・・ 腐って溶けているのか?
底に蛹室を作っていた

♂だったのともう既に形成されて色づいてきている

このまま放置していたが2003/8/14に確認したら
羽化していた
まだ後翅も柔らかい状態 →
原歯形より少しは伸びている程度
それでも70mmを超えている

光沢が綺麗だが翅にディンプルが出ても
困るのでそのまま蛹室に戻す

3ヶ月たった2003/11/03
瓶の蓋が緩んでいたのか夜にトイレに
起きると壁に張り付いている
(正確には暖気漏れを防ぐための
発砲スチロール板だが)
この脱走事件までまったく餌も
与えていなかったのだが
結構前に活動開始していたのかも?
翌日に活動開始の♂を撮影 その後 ♂1♀2のセットでビッダーズに出品
確か¥600位で落札された気がする・・
累代にはもう挑まず 幼虫期間が1年以上はちょっとつらい・・
それに本種は幼虫飼育に大きい容器が必須だし・



インターメディアツヤクワガタ飼育結果