フェモラリスツヤクワガタ飼育記

飼育前 2002時点での情報

名称 学名Odontorabis femoralis オドントラビス フェモラリス、フェモラリスツヤクワガタ、私にはアカアシツヤクワガタの和名のほうが馴染み深い

生態 大きさ 大型が多いツヤクワガタの中でもかなりの巨体で90ミリオーバーもいる この種も他の種と同様にアゴの変異が大きく 面白い
「熱帯雨林のクワガタムシ」に幼虫の様子が報告されている マレー半島の基亜種のほかにボルネオ島のssp watersradti、パラワン島のssp palawanicus がある

特記事項 腹側を向けると赤い脚がゴキっぽい

入荷状況 ワイルドが安めでいい 幼虫期間が長い割に大歯形が羽化しないせいか、幼虫やF1などはあまり販売されない

飼育本から
webから
ツヤクワのセットである 黒化したほどの発酵マットで採卵は可能らしい
飼育方法が簡単に記載されている本も多いが 多少詳しいものとしては「KUWATA 11」の ツヤクワ飼育マニュアル、「世界のクワガタムシ」に情報あり
30度は超えないほうがいいということ




2002.09.28  某店より他の種と共に購入
82ミリの♂である
90ミリも販売されていたが
本種で90ミリって言えばかなりの大きさだと
思うのだが・・・残念ながら品切れだった

さて・・ 取り出すと 標本写真ではわからないが ゾンメルやブルーク大歯形に近いフォルムに見えるなあ・・
大きさは比べ物にならないが・
アカアシツヤクワガタといわれるとおり 足(肢節などが)が赤い・・というかオレンジ
上からは分かりにくいが下から撮影すると分かりやすい
翅はクリーム色の地に黒い細かい模様があるのだが この模様は標本にすると単にクリームいろになってしまう

5日ほど一週間ほど届いたカップのまま
置いていたが10/4にセットを組む


産卵セット

ケース 大ケースを使用 前回のインターメディアでも大ケースを使用していたが
中ケースではツヤクワガタには狭くてよくない気がする
飼育本などでは衣装ケースで飼育し、幼虫がある程度育つまで暴かないようだ
そのためなるべく大きいものがいいと思う 何故大きいものがいいのか?
大きいものでないと産まないのか?は不明だが

材などをマットに差して♀が添って潜っていきやすいように必要があるが
とりあえずマットの差し替えを後で行うことから
とりあえず材の樹皮を置くだけに・・

マット 産むまでに時間がかかるということから
マットの状態が産卵に適した状態になるのを待ってから産んでいるとの意見も聞く
♀がバクテリアを撒いてそれが産卵に適した状態のマットにするとの意見も耳にしたが真偽は不明
今回は マットは幼虫食いカスマットをビニールに入れてしば〜〜らく置いていたもの
通気性が悪い蒸れのせいか マットは結構ベトベト・・
水分を飛ばして使いたかったがとりあえずセットする
水分が多いマットを堅く詰めると腐ってきそうなので簡単にマットを「入れる」程度にする
同じマットの残りを 水分を飛ばしてから再びセットすることにする

ほか やたらとゼリーがあるが これは一緒に届いた他の種のカップに入っていたゼリーを
いっぺんに入れたためである
大食漢ではあると思うがこんなに必要はないと思う

とにかく♂は歩くのが下手で歩く傍からこけていく・・ 大丈夫かな?こいつ・・
温度はまだ25℃を超える気温もあることからまだ外気温で飼育することにする



2002/10/09

潜っているのか
覗いてみたがケースの振動で
急いで歩きまくりコケまくる

そのときに符節がアゴに
引っかかってしまった♂


♀は歩きまくるより 頭を上げて威嚇する

それよりもマットに潜ってくれよ
そもそも 10/9って時期の外気温はどうなんだろう・・ 寒いのかな?
この当時に持っていた本 熱帯雨林のクワガタムシの中で野外の幼虫の様子が紹介されていたが温度とかは載ってなかったか?

同じ時期に購入した世界のクワガタムシ生態と飼育 には標高1000-1500mに生息し 15℃をした回る日もあるとあった
残暑のある 10月の気温で丁度いいくらいと思うのだが・

しばし様子を見ていたが なかなかマットに潜っていかず足場の樹皮に隠れている感じだ

11月前には温室に入れる

その際に♂♀ともに確認したがいまだ完品状態 ♂♀の同居の飼育でも♀殺しはしないのだろうか?

2002/12/12に一度マットを全部出して確認してみる
ぼちぼち ♂に符節欠けが・・

くたびれてきたか?

マット確認の間にゼリーを与えたら
食いつく♀
こっちはまだ完品・

しかしながらマット内には幼虫も
卵もなし

ケースの壁面からみると線虫が見えていたので
マットの状態が悪いために産まないのか?

そう思い マットを総入れ替え 入れ替えたマットも他の幼虫の食いカスマット

どうもインターメディアやダールマンの産卵成功のせいで
 「ツヤクワには喰いカスのマットだ」と思い込んでしまっており
普通に売っているカブトマットを使うという考えは浮かばなかった

この一ヵ月後にあたる2003/1/14に 確認すると♀はコナゴナに・・

♂はまだ元気ではあるが更に符節がかけている・・

ダルマになる前に〆るべきか?

♂のみになったので大カップにいれてたが 2週間ほどあとにはひっくり返って死んでいた
セットの中には卵もなし・・ ♀の死亡画像の写っているマットを見て分かるように 今見るとツヤクワのセットにしては色が明るいって気がする

普通にカブトマットでやるべきだった・・ 後悔・・とはいえこのあとの2003飼育はいい加減飼育のオンパレード これでよかったのかも?




フェモラリスツヤクワガタ飼育結果