ダイスケギラファノコギリクワガタ飼育記

飼育前2005時点での情報

名称 Prosopocoilus giraffa daisukei  プロソポコイルス ギラファ ダイスケイ、 ギラファダイスケ、ダイスケギラファ、産地からネグロスギラファノコギリともいわれる

生態 大きさ 生態に関しては不明 だが本種の採集にあたって某ショップのページで書かれているものを見かけたがかなりの苦労の割りに採れる数は極めて少ないそうだ  そもそも生息数が少ないのかより効率のよい採集方法が見つかっていないためかは不明
この文章を記入している現在はギラファノコギリの最大亜種はケイスケギラファ(フローレスギラファ)だがいずれ本種が抜くのではないかとBE KUWAのノコギリクワガタ特集号に書かれている 同書には野外で61mm!!の巨大な♀が採集されているとも書かれており、♂も今 採集されてる大きさよりも巨大になる可能性があるとも・・
分布はフィリピンのネグロス島とシブヤン島

特記事項 ギラファノコギリ亜種の中でもあご先の内歯がないことから区別は容易 内歯が発達しない小個体でも体のツヤが強いので区別は容易なようだ

入荷状況 少ない しかし飼育そのものは容易いため私が最初に見かけた2年前よりもかなり値が下がっている

飼育本から
webから
飼育などに関する情報は見かけない 掲示板などでは見かけたことはあるが・・


めざせ!120mmオーバー飼育編

ケイスケギラファを経てボロブドゥーギラファ(スマトラ産)も羽化に至り(飼育の内容はさておき・・) ギラファは飼育を終えるはずであったが・・
稀種であるダイスケギラファをぼちぼちオークションで見かけるようになった
まだまだ入札価格も高いものであったが・・ ♀で61mmのものが採集されたという記事を見てからより環境のよい?菌糸瓶で育てればどうなるか?
という興味があった そのためついつい手を出した

割と累代数が進んだものかと思ったら以外にもWF1の個体だそうだ 入手はビッダーズオークション 入手数は6頭だ
いくら偏ってもこれで1ペアはできるだろう
2005/06/29に届く 1齢2 2齢4である
左 1齢
中 2齢

さて・・届いたはいいが問題は餌だな・
もちろん菌床飼育を行うつもりだが・・

今から飼育すると羽化までにもう一度菌床の
入れ替えが必要になりそうなのと
クーラーがないウチでは菌床飼育は
水冷にするのでできれば秋にしたいので
3齢初期になるまでマット飼育にする
で・・とりあえず600ml広口瓶にバクテミックスを硬くつめて飼育

コンテナに水を張って瓶をつける

普段こんなことはしないが高額なのと6頭しかいないのでなるべく安全策・・

10日後の2005/7/10には瓶底面でマットを元気に食べている

2005/8に入り 他のクワガタの飼育をちょこちょこ始めて水の入れ替えだけで様子を見てなかったのだが
ふと瓶をみると既に3齢に加齢したデカイ頭が見える・・ やばい・・もう菌糸瓶に投入しないと・・
そこでヒラタケかオオヒラタケの菌糸瓶を見繕う・・ だが探していると新しい菌糸瓶が・・
高い本種に冒険はしたくないが
 オオクワガタは居食いして問題なく育つとあったのでつい使ってみることに・・ で使うのはいいが
なるべく大きな個体にしたいのでタランドスの飼育に倣い プラケース小で飼育することに・・
なので菌糸ブロックをそのままガポっとはめて入れるようにブロックを購入

注文から少し遅れて8/13に届く、さて・・・うまく食べて大きく育ってくれるか?まずは今の600ml広口瓶から取り出す
ほじると 出てきた

ちなみにこの時点で6頭のうち4頭は3齢、
1頭は2齢 1頭は3齢への脱皮の最中だった

→の個体を見てのとおり
3齢には加齢しているがまだまだ初期
この段階で高栄養価に置けば100mmアップを
狙えるか?

脱皮の最中だった個体はまだ脚の皮も脱げて
おらず振ったのはかなりまずいような・・
さて・・ これであとはもう様子見か・・
お盆を越えたあたりで残暑もキツイ
なのでコンテナBOXに水を張って
ケースを水に沈めて冷却した


で8/13に脱皮だった個体は
8/17に黒くなって死亡していた

あとは幼虫が蛹室を作るまで放置していればいいと思ったのだが・・ そうはいかない・・
2005/9/4 
生き残っている5頭のうち
2頭は暴れて菌糸中を動きまわるどころか
菌糸の上に出てきている状態

菌糸の株がダイスケに合わないのか?
それとも暑いのか?

とりあえず問題発生!!
Caution!Caution!

やはりまったく新しい菌株は心配だ
無難にオオヒラタケ瓶に変えよう

で ここはワンポイントから菌糸瓶ECHO オオヒラタケ 1.5L ダルマ瓶を
購入して移し変える

9月半ばから移し変えて飼育

11月に入って2005/11/4

その飼育の様子なのだが・・ 3齢になって3ヶ月程度経ってるはずでこの大きさ?
ギラファにしてはかなり小さい・・
フローレスのときのように添加剤発酵マットで容積の大きいタッパーで飼育するべきだったか?
まあとりあえず無事に羽化させて 次の代をそこそこ得ることが先決
そうすれば飼育法を試せるし・・ あとはオスメスの羽化の数の配分がどうなるか・・
ここでビッダーズオークションで割合易く出品価格が設定されていたので♂♀のずれのため 購入を考える
思っていたよりも高くなったが 前回の落札よりは安い
2005/12/2に届く 割り出したのは2005/11/12だそうでF3にあたる個体
親虫の購入元はアトラスワールド寝屋川店とのこと
3頭セットを落札

これで現在5頭が3齢、
3頭が1齢

最初の5頭のうち♂が遅れても
この3齢の中に♀がいれば
うまく成熟時期が合うと思う
しばらくそのままカップで飼育 弱齢でマット替えると弱い種類は死ぬこともあるしね・・
2005/12/22にワンポイントさんから購入したECHOのヒラタケ瓶に入れる

←状態は全て2齢に加齢していた

あとは3齢になるのを待って♂なら大き目の瓶に移すか・
年が明けて2006/1/8  1.5Lダルマ瓶飼育の個体がどうも♂ ♀ともに小さいと考え、菌糸がガリガリになってきていることもあって
確認及び容器を変えることにする
個体ナンバー1
これは既に蛹室を作り始めている
ほかの個体は菌糸を食い尽くしてはいないが
やはりこれまでのギラファより小さい・
まだ黄色くはないがそれにしても・・
100mmにも届かないぞ これじゃ・・
最初に購入した6頭のうちの生き残り5頭は この時点で1頭が蛹室を作っている

ほかの4頭はどうやら♂2♀2

♂は1.5Lのブロー容器 ♀は600mlの広口瓶
つまり♀にいたってはこれまでよりも小さい容器にいれた
取り出した幼虫の大きさならこれでいいと思う

マットは高いながら今の状態よりも太ることを期待してスーパーカロリーマットを使用した
個体ナンバー5
折角瓶に移し変えたのに・・
高い奈良オオクワのハイパーカロリーマットを
詰めたのに・・
←2006/1/21 完全に前蛹になってる・・
蛹室をつくり始める時間を考えたら
瓶に移してすぐに蛹化体制に入ったわけか・
マット勿体無い・・

個体ナンバー1
2006/1/25→
こいつは一足先に蛹化していた
40mm後半くらいか?
2006/2/16の様子
個体ナンバー1はもう明日あたり羽化?
もう少しまともに写したかったが
羽化間近なのでいじらないように・・
個体ナンバー 2 3
♀が早々に蛹化してオスはまだまだ太っていう最中と思っていたのに・・
気がついたらもう蛹室作って前蛹になっているじゃないか・・
しかも蛹室小さい・・・ そりゃ小さいほうが成熟も早いし 今の♀の様子なら
カップリングに問題はなくていいけどさ・・
たぶん90mmないくらいだぜ たぶん・・
2002/2/18にナンバー1♀が羽化

←更に2006/2/25
ナンバー5♀が羽化 でも大きさとしては40後半といったところだろう
更に2006/2/28に残る♂が蛹化

これで最初に入手した6頭のうち 既に
死んだ1頭以外の5頭は蛹化を終えてそれほど羽化までのずれがでないことが
わかりほっとしている
あとは活動を開始するまではそのまま放置の予定
しばらく時間が経っても最初に羽化した♀の腹部が後翅に収まりきらないので
じっくり待つほうがいいかなと思ってたので・

で動きがあったのが2006/3/24 ♂が蛹化している1.5Lブロー容器を久々に確認すると一部しか見えないナンバー2が羽化しているように?
やっとか〜〜と思いながら羽化しているなら 確認は明日、先に♀を暴いておくか・・
瓶の中身はすっかすかに劣化
♀はいまだ蛹室にとどまっている
出してきたが48mm程度
極普通だよね・・
それにしてもこの劣化した瓶の残り
ネブトに使えそうだな・・
羽化したら確認したかったのはココ
今までジャワとスマトラのボロブドゥール、
インドのニルギリを確認したが
この後角が尖がってるのは
フローレスのケイスケくらいだった
ダイスケはどうなのか見たかったのだが
ダイスケも尖ってない
2006/3/24
昨日羽化している(と思っていた)ので
1日経てば翅も少しは固まってるだろうから
暴いてみようと崩すと・・

←あれ?

羽化でなくて羽化直前やん・・

やばい・・たぶん今晩あたりの羽化だぜ・
で予想よりも1日送れて♂が羽化

本日 2006/3/26は神戸で講習会だ・
なので じっくりみるのは帰宅してから♪
と思いながら楽しみに確認すると・・

←なんじゃこれ!!
こんなもんがダイスケなわけないやろ!
アゴ先にカギ状内歯が・・・

一応羽化待ちの♂の蛹を掘り出して
確認してみると・・
やっぱダイスケじゃない・・
たぶんジャワかスマトラのボロブドゥールだな・
騙された・・・
だがビッダーズの確認ページでは
既に情報が古くて削除されており
出品者に連絡がつかない・


やられたぜ・・・ 悪意でニセモンつかまれたのは
初めてだ・・・ 覚えてやがれ

後から入手した3頭は ダイスケの採集や販売を行ったアトラスワールドからの購入ということなので心配してないが・・
問題は3頭でペアが出来るかどうかだよね

2006/4/29の様子
個体ナンバー9の菌糸飼育の様子
ただ去年の12月に菌糸にいれているのに4月末でまだ2齢?
菌糸瓶飼育の割りにあまりに成長が遅い気がしてこの菌糸はあまりあわないのかと思ってしまう
状態を確認♀ですなあ・・ 菌糸を入れ替えようかと思ったがほとんど食われてないこともあり
勿体無いのでそのまま飼育することに でもやはり5ヶ月でこんなに食ってないのは・・・・
他の幼虫も菌糸底に行かずにふたの下の
ところであまり食べてない様子
でも死んではないんだけどね・
2006/5/9
気温も高くなってきたので
温室のハロゲンヒーターをしまう
そのついでに確認したがまだ幼虫・・
でも3齢にはなっているので夏ごろかな?
2006/6/25に菌糸を交換
このまま菌糸で行くか夏を見越してマットで行くか迷ったが ある方から譲ってもらったトレハロース入り
という菌糸ブロックをもらったので詰めて使うことにする

100円硬貨との退避の画像を見ると一見大きそうだがギラファにしては小さいと思う

なんとか夏になるまでに蛹化して欲しかったが 盛夏が来ても蛹化にはいたらず・  そしてまたも問題が発生・・(またかよ・・)
2006/8/13 

あまりに暑いので発泡スチロール箱にに
保冷材を入れて重要なやつだけでも
冷やそうと思ってたのだが・・

←この 透明の袋はナニ?
怪しい糞かとも思ったら これは腹部の最後の
節のなれの果て・・・
多分アゴで自分を腹部をかんでしまったのでは
ないだろうか・・
こうなるといくら食べても糞が出せないって
ことになるので おそらくは・・・
まあ こうなる←はなあ・・
暑さのせいなのか?

もうクワの飼育が嫌になるほどのトラブルつづき
冷房完備の飼育環境の人は夏だろうが
オウゴンもタランドスもミヤマも平気で飼えるのに・
金がないとこんな飼育しかできんのう・・
先に大枚はたいて冷房完備してから買わないと
クワガタと付き合えんのかのう

2006/9/14
♂らしい個体1頭だけ1.5Lブロー容器で
飼育していたがマットの乾燥でサラサラに
なってしまい 別のマットに変えてみた
今回は前回までの上質発酵マットから変えて
Fマットに入れてみた
2006/11/2

10月初めからずっと前蛹だったのが
漸く蛹化していた
暴いて写真を撮りたいが
もう♂1♀1しかしない・・なので羽化まで
このままにしておく

今にして思えば今ならビッダーズでも
かなり安く落札できそうだ・・
ダイスケに挑むには少し早かったかな・
今ならもとの購入価格で倍の頭数が得られるなあ

ダイスケギラファノコギリクワガタ飼育結果

クワガタ4000匹以上がお待ちしております!