ビソンノコギリクワガタ飼育記

飼育前  2002時点での情報

名称 学名Prosopocoilus bison cinctus プロソポコイルス ビソン、ビソンノコギリクワガタ、体側の色からキベリノコギリクワガタとも云われる 

生態 大きさ 基準亜種はアンボン島、セラム島などの個体、他にもブル島のssp buruensis (ブルエンシス)、ニューギニア島のssp cinctus、タンニパル諸島のssp magnificus(マグニフィクス)、ニューブリテン、ソロモン諸島の ssp hortensis(ホルテンシス)がある。
ニューギニア島しか見たこと無いが ブル島のノコギリが入荷しているのでついでに入ってきてるかもしれない
70ミリを越えるものもあり大歯形はなかなか見ごたえがありそうだ

特記事項 キベリノコギリクワガタと云われており標本ではオレンジに近い黄色だが生体は白っぽい黄色のようだ

入荷状況 以前は 1度ワイルドものが入荷して以来は 累代ものばかりでワイルドは入荷しないとのことで出回っているのは累代物と言う話を聞いたことがある しかし今は結構たくさんワイルド見かける
ニューギニア島は西イリアン(イリアンジャヤといわれている地域ね)にはいないのか? 結構パプキン、プルケルスなどが入ってきているのに・・
山崎オオクワさんにて02.8.25に話をうかがった際には昨年は入れなかったがそれまでは入っていたとのこと 
02.8現在では70前半でも¥3000くらいと手ごろ しかし年中入荷してるわけではなさそうなので値段に拘らず「買いたい時がが買いどき」だと思う

飼育本から
webから
某氏からバケツに入れて飼ってたら勝手に増えているとのことだった 材をいれてれば 入れるほど増えるとも聞いたのだが結構簡単なのか?




まずは羽化編

SOHO21より入手  こちらには小個体かたくさん売っていたが買い逃した・・そのために幼虫を購入した
2002.07.01届く
すでに3齢に加齢しているものもあったがとりあえず 添加剤発酵マットに入れて管理することに 少しでも大きくするために3齢初期の個体は
1000mlマヨ瓶に入れて様子を見る  2齢はそのままカップに入れて飼育し、3齢になった時点で瓶に移すこととする
←脱皮した後程度の3齢初期の個体・・ 
大歯形になれるかな?


♀班がくっきり・・ 
この時点でカップか小瓶でいいか・・

カップに入れていたものは ほぼ♀に間違いない個体と思われたが既に3齢に加齢していた個体群は順調に太っており、
瓶の外からでも様子がうかがえた
2002.08.26蛹化していた♀
自分がラベル張ったのだが・ホントにビソンか?
なんか 見覚えのある形だが?

2002.09中旬に羽化していたがどうも
ガラス越しでは確信できなかったが
杞憂であった
2002.10.03確認したら無事ビソンであった
他の個体は全て♂のよう
結構よく太ってはいたが
食い荒らしたマットをそのままにして
飼育していたせいか
蛹室を作るほどマットが堅くないようだ
そのために1度マットを出して
再びガチガチに詰めてみる 
そして♀が羽化した9月中旬に
いよいよ♂も蛹化
これである アゴの基部で二股に分かれる、
頭部に2個の出っ張りがある 
そのせいで蛹の頭部も結構 特徴的である
ただ思ったよりも小さく
大歯形ながら60オーバーがいいところだろう
2002.10.31 未明に羽化
アゴ細っ!!
やはりこの腹が膨れている状態で
61ミリ・・
固まったら60ミリを下回るか・・
菌糸瓶のほうがいいのかな?
もっとでかいのが作りたい・・
2002.11.07
更に2頭目の♂が羽化
これは前回羽化分を上回る大きさ

しかしその頃 ♀は管理している
200mlカップ内でガツガツとゼリーを
食べている

カップリングに間にあうか?って
実は心配してないが・・
結構長生きだと思ってる
ドルクスほどではないが・・
個体ナンバー11  個体ナンバー2
ここで♀の画像でも撮っておくか? ♀は夏に羽化したから餌を入れると後食をしてる? ゼリーがマットまみれになるからよくわからんが・・
8月末羽化だが2ヶ月・・ちょっと早いか?っま・・焦る必要もない
♂も羽化して羽は固まったが 色はまだ赤っぽいし、 上からはわからないがまだ腹部側面が上翅からはみ出しているところもある 
最低でも4ヶ月は待つか?ワイルドでも半年は生きるならじっくり待つのがよろしかろう・・ ケースもないしね・
2002/12/07

なかにはこんなのが・・個体ナンバー6
メスっぽい大きさだが皮が脱ぎきれていない
温度18-20℃を少し下回るくらい・
少し低いと思うけどこれ以上上がらん・・

2002/12/12
まだ11/4に羽化した一ヶ月程度の♂だが
活動開始を確認するのを忘れそうなので
まだカップリングには早いと思いつつ
同居飼育



ビソンノコギリクワガタ産卵セット

ケース プラケース中

マットに完全に埋め込む形で細い径の材を2本入れる

マット 荒めの発酵マット(添加剤発酵マットではない)

ほか とりあえずの同居なので♂が明らかにゼリーを食べるのを確認したらまたセットを替えるかも? 
問題はこの時期 少し温度が高めになるガラス温室は一杯で低めの別の場所にしか置けないこと・・
18度程度じゃ活動始めても産卵しないかも・・


2002/12/23

←他の個体もほぼ羽化で出揃っているが7頭の幼虫のうちあきれる結果・・
1頭は幼虫で溶けて 蛹化不全が1頭 
1/3の2頭が死んだことになる
単にマットに入れて羽化を待つだけだろ? なんでこうなる?
それほど好きな種でもないので瓶を動かしたりして見てないのだが・
♂55mm先に羽化した58mmの♂よりは小さいが 内歯の形は変わらない
このくらいの大きさなら大歯形ってことか?
2002/01/12
別の個体でそこそこの大きさだが
後翅に体液がたまって,
しまいこめない羽化不全個体

このあと水ぶくれ?が破れてそこから雑菌でも
入ったのか羽以外は問題ない個体だったのに
死んでしまった・・

私の飼育はこんなのばっか
ほかの飼育者の方々は
こんな情けない飼育はしてないだろうなあ・
結局元気なのは幼虫飼育7頭のうち ♂2 ♀2で4頭  うまく2ペアにはなったがカップリングは1ペアだけにするかな・

セットは未活動?の状態で昨年2001/12に組んでいるのだが
乾燥防止にナイロン袋を挟んでいたが 細かい穴があいたショウジョウバエの侵入防止用のものだが 思ったよりも乾燥がひどい
2003/1始め(正月休み)にセットを組んで たった2週後に微粒子のせいもあってかマットがからからに・・
なので霧吹きでちまちまやるよりも・・って思い噴霧器をはずして直接どぼどぼ・・と・ コレが問題・・
2003/2/23
マットはカラカラ・・
だけど材は水を含んで変色するほどに・・

そしてマット下に埋め込んだ材から?きのこの
子実体が・・・

とりあえず材の入れ替えと
マットも替えたほうがいいな

幼虫も見えないし暴こう

材は右の方だけ水分が多くて
左のほうは乾燥してる
♂♀ともに生存

♀は特に♂に攻撃された痕跡はない
後翅に凹みがあるのは羽化時のディンプル

水分が多すぎるかと思ったが
齧り痕があったのでほじると
あっけなく・・ でも健康な卵の色かな これ
黄色が濃いんだよね・・

腐ってくるかも?
まだ卵割が始まってないのか楕円の卵

でも産みたてはもっと色が薄いんだよね・・ これは死亡卵?

このあと材の割り出しは卵を6つ取り出したところでやめて埋め戻す

マットは新しいマットに入れ替えた

このあと状態が悪い材に産んでいたことに安心してしまい 構っていなかった

多少 セットを構っていなくても 産んでいたのがマットでなく材ばかりだったので
材の水分がマットに逃げてかえっていい感じになってくるんじゃないだろうか
こののち 2003/4までセットを暴くことはしなかったが 幼虫は見えてこなかった

やはり 材に産みこまれた卵は死亡卵だったのか? 2ヶ月もあれば材から出てきた幼虫がマットに出てきそうなものだが

2003/4/15 先に♂が死亡 期待は出来ないが暴くことにする

暴いたのは♂死亡して3日後2003/4/18
材下にて死んでいた♂
すっかりかびていた 標本にすんのは無理か?
♀はまだ元気だが♂の死亡は
たぶん餓死のせいもあり 空腹なのか
口吻をしきりに伸ばす
取り出した完全に埋め込んでいた材
細い軟材で表面には産卵痕が多い
期待出来そうに思えるが水分過多っぽい
産卵痕らしきところにピンセットを突っ込んで
剥いで見るとあっさり卵確認
卵を産んだ後に埋め戻しているように見える
反対方向の材の端にあった卵
材の切断面のほうから産卵孔が掘られている
孵化していた幼虫
思ったよりも孵化していた個体が少なく、
卵ばかりだった この幼虫 色が変だが大丈夫?
←極近い位置に2卵が産みこまれている様子

中には埋め戻しが強いのか卵が膨らむ空間が
ないので卵が膨らむにつれてひしゃげる・
これはこのままでは孵化しないのではないか?

この日はマメに死亡卵も数える
このときは死亡卵も数える余力もあったな・
死んだ卵は20卵以上(卵の形が残っているもの)
孵化しそうな卵は9 1齢幼虫は6頭回収
2003/5/15

♂の餓死の後に 半端になっていた♂を追加で
産卵セットに入れていたのだが・・


卵回収の油断からまた餌の追加を忘れ・・

結果がまたも・・→
♀バラバラやん・・

再セットからあまり時間も経ってないから
産卵はあまり期待できないか・
2003/07/19

← 1齢で取り出していた幼虫は2齢に加齢

→ 200mlカップにバクテミックスにて管理

カップの比較で2齢の大きさ分かるだろうか?

このままバクテミックスで管理したが
このマットでの飼育は 残念ながら大きな個体は
羽化しなかった

430mlのカップ飼育のせいだろうか?
親の大歯形は1000mlハチミツ瓶だったしな・

こんな感じで幼虫飼育から羽化・産卵を経て一回りしたので飼育は終了

累代飼育の途中で 同じようにアゴの根本に内歯が現れるファブリースを飼育していたので 比較として撮影していたのでついでに


こんな感じで・・
似てる・・ ようで似てないか?

大きさは両種とも似たようなもんだが
♀はファブリースの方が太いな
2003/11/16

徐々に幼虫群が羽化を始める

しかし何故 高温でないのにこんなのが羽化してくるのか? 翅に体液がたまって 歪になったまま固まった♂
アゴの根本が他の個体よりも太くて結構好みだったのに・・
羽化してしばらくカップに入れていると
ダニがつく・
死んでカビが生えかけているように見えるが
単にタナトーシスをしているオス
でもこういうマットはあまりよくない

この羽化群で採卵から羽化までの累代が完遂したので以後は飼育をせずに全ての個体を手放した


シンクトゥスビソンノコギリクワガタ飼育結果





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