ブルマイスターツヤクワガタ飼育記

飼育前2006時点での情報

名称 Odontorabis burmeisteri オドントラビス ブルメイステリー、通常和名はブルマイスターツヤクワガタと呼ばれている eiの部分の発音からたぶんドイツ語あるいはそれに近い読み方と思うが・献名の由来についてはしらん・

生態 大きさ インド南部に住むインドの南部というとクソ暑いイメージがあるが生息地は標高700-800mの低地熱帯雨林で極端に暑いということはなさそうだ
よく見かける産地はTamil Nadu州のニルギリ高原のものを見かける ニルギリ高原以外に産地があるかはしらない
♂で54.1mm-98.0mm ♀で41.0-54.0mmとツヤクワガタでも大型
野外の生態に関しては鈴木知之氏の著書に詳しい

特記事項

入荷状況 近年のインド便入荷数が多くなったことで見かけることも多くなった そのせいで価格も下落してはいるがツヤクワガタの中では最高ランクの価格だ ちなみに2006現在で一番高いツヤクワガタの生体はベルシコロールツヤクワガタと思われる

飼育本から
webから
外国産クワガタ・ガブトムシ飼育大図鑑に詳しい飼育法が紹介されてる
書籍を購入しなくてもオークションや掲示版で累代の幼虫がよく売られていることから飼育記をアップされているHPも多いのではないだろうか?

温度 22-28度でカブト用のマットで産卵するとある 幼虫も菌糸瓶のカス、使用済みマット、カブト、クワガタ用にこだわらず発酵マットなどなんでも食べるとある・ でもそんなに簡単とされている割に累代個体の売りは少ないように思える
羽化までに♂で1.5-2年、♀で1年という期間がネックなのかもしれない
あとは私の飼育環境ではどう考えても夏が無理だと思われる・・ 撮るだけとって卵まで撮れればいいか?



某氏とクワガタの交換がまとまる こちらのスペクラリスノコギリクワガタの幼虫とブルマイスターの幼虫を5対5で交換していただけることになった

2006/1/6に届く カップ430mlに入った状態で届く 表面から全て幼虫が見えていたが さすがに冷え込んだ今冬・・ 
十分厳重に梱包していただいた状態で届いた しかも遠い距離ながら発送の翌日に届いたので まるで動かないが仮死状態で
加温すれば動き出すだろう 暖かいところにおいて様子をみる

翌日夜に確認したがまだ活性が低いのか見える位置は変わらない なので更に焦らずに待つ

だがしかし・・一週間経っても幼虫の位置が変わらないのはおかしいと思い カップを振ると幼虫がぐにゃっと・・  
やな予感がするので暴く
2006/1/15
ま・・こんな感じで・・5頭全部腐りかけ・・

なんで? いくら寒いにしても
ダンボール二重でカイロ入れた状態で
1日だけの輸送時間で死んじゃうもんかい?
ま・・縁がなかったってことで・・

このまま飼育記にあげることもなく
終わるはずだったが
3月に入り そのことを知った
同じ方から再び交換していただける
事となった
ありがとうございます
成虫同士の交換になり こちらのムシモンオオクワガタも羽化してから時間が経ってないことから
時間を置いてから交換に至る   で  実際に交換になったのは2006/4/19
♂54mm ♀47mm

新成虫なので綺麗だ
おそらくまだ活動時期にきてないのか
後翅の色薄く鮮やか 標本ではない生きた
状態での美しさがあるね

あとスマトラのラコダールなどと同じように
クリーム色の中に白い色で糸のような模様がある
標本ではこれは消えてしまうようだ

あと爪が痛い・・ 
ニジイロ並に皮膚に引っかかって痛い
さて・・ とりあえずは800mlくらいの大カップで管理 マットを入れると潜ったままで上に出てこないので
活動を開始するまではそのままに・・ 

これまでツヤクワはまともに飼えてない、それに本種は高原に生息してるので33℃くらいにもなる夏の飼育環境ではおそらく飼えないだろう
なので累代はあきらめるが飼育用のマットについて 試したいところ

これまで最初にダールマンやインタメディアを飼育した経験から喰いカスマットで産卵セット・というイメージが強いが
都合よく喰いカスマットを残しているわけでもない なので入手のしやすさから普通にホームセンターで売っているマットを使用するつもり

2006/4/22に近所のホームセンターに行ったらマルカン製のカブトのマットで10Lのよさそうなのがあったので購入

最近はこんなよさそうなマットもホームセンターで売っているんだと感心・・

2006/5/4まだ活動は始めてないが 知らないうちに活動を開始してカップを脱走しても困るので先に産卵セットを組んでおく

ブルマイスターツヤクワガタ産卵セット



ケース コバエシャッターの大ケースを使用

必要なし マット内に産卵させるため 潜らせるための足場としてマットに突き刺したほうがいいとも聞く

マット ホームセンターに売っていたマルカンの ビートルマットを使用 下部1/3を硬く、残りはほぐしてかぶせる程度でセット

ほか 転倒防止に足場として樹皮を撒く


こんな感じでセットを組んだが ♂をゼリーに突っ込ませたが 舐めることもなく このあと壁つたいにマットにもぐりこんだ
活動開始までこのまま待つしかないか・・

2006/5/26
←まず♀が活動開始
ゼリーにかぶりつき このあと振動に
驚いて走り回ってこけまくる

2006/6/10
♂も活動開始

温度計は25℃を差している

たぶん この程度の温度にしておかないと
このクワガタには合わないんだろうとは
思うが私にはどうしようもないな

まだ夏にもいたらないこの時期に25℃では到底私の飼育環境では本種は飼えまい・
あとはゼリーを足しつつおざなり飼育・・・ でもたまには画像を撮りたいので出してこないといけないが・

以後 ゼリーを2回ほど補充して2006/7/13

ナタールノコギリクワガタの割り出しのついでに 本種のセットも見てみるがやはり壁面や底面に幼虫はいない

コバシャを使っているせいかマットにキノコバエの幼虫はいないが 水分の偏りがあるように見えるので
一度ほぐして見ることにする

気温は既に30℃ 夜になっても30℃・・・
画像で見ると弱っているように見えるが
逃げて潜ろうとしてます
ぶちまけて見たが 既に7時前の日没間近
見えにくいが 卵はありました
でもこの温度で孵化するのかも
怪しいしあまり感動や嬉しさはない・・
下部を堅めに、上部をのせるだけにしておいたが
ばら撒き産卵と聞くことがあったが
上部の軟らかいところよりも
堅めに詰めたところに産んでいるようだ

この日確認できたのは卵だけで1齢はなし、 孵化間近のような幼虫が形成されれいるものもなかったので
そのままセットに埋め戻す  孵化すんのかな コレ・・

以後 埋め戻した卵が無事に孵化するならそのうち ケースに幼虫が確認できるだろうと構えていたが
私の飼育環境の温度が問題になることは火を見るよりも明らか・・ そのせいかやはりしばし待っても幼虫が見えてこない
2006/8/5一応確認する マットも少し変色しているし混ぜたほうがいいかなとも思うし・・
←なんか黄色く・・粘菌っぽい・
実際にひっくり返してみたが
マット全体が黄色くなっているわけではなく
ケースに接しているところだけが変色
なんだろうこれ・・

♂♀は意外にもこの温度に
コバシャ&常温飼育でも元気に歩き回り
取り出すとすぐにもぐりこむ→
それにしても小さなありが
ケースに集りまくっている
アリ退治のCMでいっている
「蜜を好む小さなアリ」である・・
とりあえずケースの横にチョークを引いて置く
ケースをひっくり返して幼虫がボロボロ・・ということはなく・・ それどころか前回に埋め戻した卵は14個あったのにまったくなし?・・
やはりダメか?
こまかく マットを崩しながら確認したが
卵はたった2つだけ


それもまだ楕円形なので産みこまれて時間が
経っていないと思われることから
前回の確認時のものではないだろう・
たった1頭だけ1齢が・腹部が黒いのでちゃんと
マットを食べていると思うがなんで1頭だけなの?
大事に飼育しようとは思うのだが 
前回14個の割りだしでこの1頭しかいないなら
どうやっても無理でしょ・
そのまま産卵セットに埋め戻す
こののちに 2006/8/26にゼリー交換時に♀が粉々になって死んでいるのを確認
♂は元気にゼリーにかぶりつく
翌日2006/8/27にケースを暴いてみたが 新たな卵なまったくなし、前回の卵や幼虫も一切消えていた なぜ?

幼虫が温度に弱いなら前回の幼虫も暑さで拒食などをしていてもよさそうなものだが? 一応 親虫による 幼虫の捕食も考えるべきなのだろうか?
ツヤクワガタでは聞かないが・・ 

このあとは♂だけ幼虫飼育に使用するPPボトル800mlにいれて管理 それでも平気で常温でも生きている
結構温度には強いのだろうか?

以後は♂単独飼育でどれくらい生きるかを確認して飼育を終えよう


ブルマイスターツヤクワガタ飼育結果