ブッダノコギリクワガタ飼育記

飼育前 2002時点での情報

名称 学名 Prosopocoilus buddha プロソポコイルス ブッダ、ブッダノコギリクワガタ  buddhaとはブッダ つまり仏陀のこと 釈迦牟尼のことやね

生態 大きさ 大きくても55ミリ程度、生体画像を見ると70ミリ程度なのかと思っていたが意外に小さい種である 
またタイ、インド、ミャンマーに産する基亜種の他に、各島に産するものが亜種となっている。
セレベス島のssp patricius、スマトラ島のssp erberi、中国、ベトナム近辺のssp approximatus 、ボルネオ島のssp annae、ジャワ島のssp javaensis 、フィリピン カミグイン島のssp babuyanensis 、同じくフィリピン ミンダナオ島のssp ebeninus、パラワン島のssp palawanicus、そしてフィリピンのほかの島の ssp cavifrons と結構亜種分化されているが 各々がどんなものかは不明
「熱帯雨林のクワガタムシ」に花弁に集まっていることが紹介されていた

特記事項

入荷状況 小型で地味なせいか入荷は少なく、価格も安い 人気は無いようだ

飼育本から
webから
入荷はあるが累代個体の販売は目にしない 単に不人気で売ってないだけでおそらく累代成功されている方もいると思う


2002.07.02 ニジイロペットハウスから購入して届く タイ産の基亜種だ これまでいくつのか画像を見たことがあるが・・結構地味だ
アフリカのユミツノクワガタに近いあごを持ってるように思っていたのだが・・ 
またアゴが左右で非対称になると言う話も聞いたいたが?そういうわけでもないらしい
亜種によって大分異なるのだろうか? 
個体は見てのとおりである 結構・・
というかかなりオーソドックスである

♀はおそらく材産みであろうと思われる

セットには材を使用したいが時間が無いので
とりあえずのセットとする
:ケースの置き場所がガラス温室の中と
いう事もあるのでプラケースよりも
小さいコンテナQ-BOXのミニを使用する
セットしたのは届いた翌日の02.07.03
一週間して02.07.10にケースを見ると・・→
早速産んでます・・
マットさえ堅めに詰めていれば産んでいた
という感じだ
この他にも最低6個は見えていた
(この後の割り出しでは幼虫が6頭しか
確認できなかったのだが・・)
02. 07.13卵を確認して3日後にとりあえずセットを暴く セットしてから10日程度である

卵は既に幼虫が形成されているようで
問題なさそうだ
セットしてから短時間で採卵できたことから
マットが多少でも入るようにプラケース小に
入れ替えることとする
また前回のコンテナBOXでは卵室が
蒸れていたのでケースの間には
何も挟まずプラケース小を使用することにする
しかしこの入れ替え前に餌の補充をし忘れて掘り出してみると♂が死んでいた・・
夏ということで飼育がおざなり・・というか自分がバテている・・
マットが前回セットしていたものだけでは足りなかったので
幼虫の喰い貸すマットを足して量を増すことにした
そのせいか 前回のセットのようにセットしてすぐに卵が見えることが無かった

マットのせいかと思ってしばしほっておいたところ10日後の2002.07.24に再び卵が見え始めた
安心して餌を補充して様子を見ることにしたが・・

2002/8/1餌が乾いたままとなっており、♀がひっくり返って死んでいた
飼育初めて一ヶ月すら持っていない・・ほとほと情けない飼育だが幼虫は得られた
またこの♀の死んだ後、2002/8/16に確認したところ既に2齢に加齢していた幼虫群13頭を確認した

でも3齢らしきものもいる いくらなんでも7/24に卵だったものが3齢に育つとは思えない
たぶんケースを移すときに既に前回のセットのマットの中に卵があったのを
見落としていたのだろう

で その以前に割り出した時に取り出して2個ずつ430mlカップに入れていた個体を

確認してみることにする

そのうち1頭は死んでいた
このカップの2頭は2齢状態 おぼろげに♀斑らしいものが見えるけど
これは2齢だよな・・
ああっ?脱皮中・・
この大きさが3齢ならさっき確認したのは
やはり2齢か・・ 頭はまだ淡いオレンジなので
もうしばらくは刺激を与えないほうがいいだろう
考えると・・・セットして一ヶ月足らずで産卵、孵化、1齢、2齢、3齢までのステージをこなしたことになる
かなり早い変態である まぁ幼虫時期は3齢までは早いのはとくに珍しいことではないが・・ それにして一ヶ月ってのは・・ 
ちなみにメンガタもかなり早く変態、成長する 寝るほうが長いのであるが・・

セットしていた小ケースから取り出した13頭はそのままケースに入れたままにする 先に割り出した個体は200mlカップに詰めなおした
以後 酷暑の8月を過ごしていたわけだが 他の飼育種が夏の高温に耐えらずバタバタ死んでいくので確認する

2002/8/29
こいつは大丈夫 ♂
気門の間隔も狭いしまだ成長中!
♀斑あり 成長の割に小さいし
♀に間違いないだろう
でたよ・・このパターン・・
もう胸部が溶けかかってるよね・・
あるいは拒食してものがないから透明
まだ生きてはいるけどもう死ぬだろうね・
暑さかなあ・・

こののちにカップより容積が大きい方が温まりにくく、ガラスの方が熱が逃げやすいと考えて広口ガラス瓶600mlで飼育するものと
カップのままで飼育するものとに分ける

そして個別の飼育分以外に 産卵セットをそのままにして
2002/10/03
ガラス瓶飼育の様子 
←個体ナンバーA10

既に3齢になってはいるが
瓶底の大きさから比較すると大きくはないが
他種と比較してそう思うだけで
本種の大型個体がどんなものか知らない
マットは確かレベルAマットだと思う

更に一ヵ月後 瓶飼育の♂らしい個体を
確認してみる
A10の個体 →
こうして画像で見ると大きそうみえるな
1頭ずつの管理個体群以外に産卵セットに入れたままにしておいた多頭飼育の幼虫を確認する
前回 セット内の頭数が13頭であることを確認して埋め戻したのは8/16

以後この確認の日 2002/11/13まで三ヶ月の間 プラケース小のまま放置で どうなっているか?
すでにケース外からの確認で・
もう死んでるのが分かる
既に3齢 それにしても 13頭が4頭とは・・
1/3しか生き残っていない
途中 カップ飼育でどんどん死んでいくのに ケースには生存中の幼虫が元気に食っていたので
大きなケースで飼う方が生存率がいいのかと思っていたのだが 結局結果はコレ・

暑さに弱そうな種に見えないのだが 30℃を超える程度では死亡ラインの温度なのだろうか?
ちなみに8月は33-34℃となっていることもあった
←2002/12/07のA01の様子

黄色ではないがもう成長は見込めない位の
成長具合ではないだろうか?

ガラスケースなら蛹化の様子は見えるだろう

転じてカップ飼育をしていた個体
2002/12/23に マットの入れ替えを
しようかと思ったら中で蛹化しているようだ

♀?・・かな
開けて前蛹だと嫌なのでそのまま水平に
なるようにして埋め戻す
2003/01/25に確認
個体ナンバーA9
前回の蛹室を割ってみたが
まだこの状態の蛹
前回に割ってしまったら前蛹だったのだろう
♂らしい 個体を割ってみた
個体ナンバーA7
大歯形のようだ これでペアは出来るかな?
しかし・・
なんか蛹の表面に水分が出ているのか?
マットが蛹についてくる
よく観察すると蛹の円運動をしない
これって死んでいるのか?
この♂がダメでもほかがいるだろうと思って 次々暴くのだが?
個体ナンバーA1
既に腐りかけ・
個体ナンバーA10
中に形成されつつあるが全く動く反応なし
たぶん死んでる
個体ナンバーA11にいたっては
蛹化の前に腐っているようだ
なぜだ? この日♂として分けていた個体が全て死んでいたことが判明
蛹化前に死んでいたもの以外にも蛹の中で成虫が形成されつつあるように思うのだがなぜだめなのか?
一つのネックは 温度か?とも思う このときはまだ温室の温度が上がりきらず 16-18℃程度にしかならない場所においていたのだが
温度が低いからといって 成長が遅くなるなら分かるが死んじゃうもんかい?
2003/2/27
何故か同じ場所においている♀は
蛹化していても腐って水が染み出すわけでもなく、
複眼も色づいている
←個体ナンバーA7
この違いはなんなのか?
この蛹室を割った個体はオアシスで作った
人口蛹室に移した

2003/3/19に羽化を確認 ミドリの点円内→

他の羽化個体は同時期に飼育していた
スペンスノコギリのタイ亜種マンディブラリス


この羽化個体はそのまま一ヵ月後にはすっかり
かたまり、光沢が美しい新成虫になったのだが

    2003/4/26 →

♂はすでに蛹状態で全滅

羽化した♀をすべてセットにして¥110くらいで
ビッダーズで買っていかれていきました・


ブッダノコギリクワガタ飼育結果





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