ビコロールホソアカクワガタ飼育記

飼育前   2001時点での情報

名称 学名 Cyclommathus bicolor キクロマトス ビコロール、またはビコラーホソアカクワガタ  biは2 colorは色 つまり「二色の」という意味 
ちなみにトリコロールとは三色旗(主にフランスの国旗をさす事が多い)のことである

生態 大きさ 同じタイ産のパハンに近いと思われる しかし生体は今回が初入荷と思われ仔細は不明

特記事項

入荷状況 今回が初入荷?割と多く入荷したようで幾つかのWebショップに入荷していた ¥5000〜 パハンとほぼ同じ価格か?

飼育本から
webから
一切不明・・



成虫飼育編


2001/10月某日 新たなキクロビコロールホソアカクワガタが入荷

今回は初入荷のようだが標本では結構出回っており ツヤホソアカ系だが珍品と言うほどの種ではないようだ
ドルクスほどの人気がキクロにはないので入荷といってもそれほど多く入ってきているわけではないようだが2.3のショップで見かけた

2000/10/20 ニジイロクワハウスさんから届く  
今回の飼育数は2ペア パハンのときも2ペアで挑んだが♀のコンディションの違いのために最初はできれば複数ペアで臨みたい

ツヤホソアカ系はどれも似ていると思うが
パハンに比べて アゴの内歯が接近しないのと
全胸部の下部がえぐれているので判別は容易
前羽もパハンに比べて色が濃い



ビコロールホソアカクワガタ産卵セット

ケース 今回はパハンに準じてのセットとなった プラケース 小

パハンでは有り無しの関係なく採卵できたので今回は材なし

マット 某ショップに売っていた幼虫飼育用のマット

ほか マットの表面には転倒防止の樹皮 餌は 市販のマルカンのゼリーを使用




多少マットが乾燥気味なのと餌のゼリーが気に食わないが・・・とりあえず飼育をスタート  温室に入れて管理する
届いたのは 10/20だが 産卵セットは10/22に行った
様子を伺ったのは6日後の2001/10/28だが 蓋を開けるとかなり高速で動き、活動的である しかもゼリーが目に見えて減り、
キクロにしては「喰い」が見える
その時にケースの壁面に卵の有無を確認したが卵はなかった
そして一応ケースを暴いて見えない♀が
死んでいないか確認・・すると?
卵を確認! 9個であった
パハンやメタリと同じく 小さなマットの塊を
指で崩すとポロッと・・
その際 卵の産まれている位置を確認したが
かなり浅いところに
まとめて産んでいる感じだった
マットを硬く敷きすぎたために低部まで
潜っていけなかったのかもしれない
そのためマットを半分の厚みにして再セット!

しかし2001/11/2 あえなく♂が死亡・・
 標本になっていただくことにする
ところで他の方でショップからの発送前に
死亡したとの連絡を受けたとの意見もあり
 短命?とも思ってますが?
2001/11/6 マットの表面がカラカラに・・・
んでもってまた前回のセットを確認
 今回は11頭!
セットして2週間で計20卵 爆産であろうか?
2001/11/11 個体3*4のセットから卵11個 1齢4を確認 しかし♀は死亡・・
ショップに入荷していたものも死亡したとの報告があり
10月に採集されたものは既に発生の後期かもしれない

セットして2週間なのでセット後にすぐに産んでいたと思われる
爆産と思われたが 結構ツライかも・・・

卵を割り出した 後にマットを詰めなおし、
霧吹きをシュッシュッと・・
メスに黒い斑点 脂?が浮いてきてんだよ・・
アラガールでも同じことがあるが
発生後期時期になるとこういうことが
おきてくるように思えるんだが・・
2001/11/24

再び確認するとオスにも脂の斑点?が・
ぼちぼち危ないか?

ケース下には幼虫が見えるので暴くことに・・
(右の画像の白く囲った部分)
暴くと卵とか回収

回収の数としては今ひとつだが
すでに20卵は得ているわけだし
累代には十分な量だろう
(後で問題が発生するのだが・・)
100mlカップで一頭あるいは卵1個ずつで
管理する

当然温室で管理するのだが
以前のパハンと同じ轍を踏む羽目に・・
以降残った 1ペアは2001/12/13に
マット内で死んでカビているのを確認

で1齢も回収

結果 すぐに死んだペアからは15頭
この日死んだメスからは46頭を得た

そこそこ得られると思える

幼虫飼育大失敗編


2001に得られた46+15で計61頭は全て カップで飼育
卵で回収したものは100mlのカップで、幼虫状態で回収したものは200mlのカップで飼育
マットは添加剤発酵マット 確かネットの某有名店のものを使った(奈良オオではないよ)

ガラス温室ではなく 古い浴室を温室化したものだがどうも保温状態が悪いのとサーモスタットがバカになってることで
温度が高いところと低いところがかなり差がある  当然暖かいところにカップを置いているわけだが・・

幼虫飼育なのでマットを追加あるいは飼育容器をカップから変更する以外には撮影の機会がない
昨年のパハンに続いて なぜかカップ内の幼虫が死にまくることになる・・

マットが乾燥してカリカリになっているわけでもない 30度近くにまで高温になっているわけでもない何故か?
確かに数頭はマットの色が元の黒褐色から黄褐色に変化し、「ジャリジャリ」になって幼虫が食べられない状態になって死んだものはあったが・・
マットに変化がないものでも 幼虫がまったくマットを食べていないのか腹部が透き通ってどんどん弱って死んでいく・・
ウイルスか なにか問題があるのだろうか?

カップ内のマットの様子を確認した2001/12/22と2002/1/12に大量に死亡を確認することになった
この時点でカップとマットを総取替えするべきだったかもしれないが パハンではそれでも死んでいたものもいたから
あきらめムード・・
2002/2/2
確かに大量に死んではいるが
全てではない
3齢に加齢したものを200mlカップに移しなおし
その際に3齢のオス メスの幼虫を比較で
←撮影
割と大きさが違うのがわかるだろうか?

このときにマットを詰めなおし
2002/3/20
ぼちぼちカップに蛹室壁面が見え始めたと
思っていくつか確認すると♀の蛹化個体確認
2005/4/5
← 右上の♀蛹が羽化したもの
新成虫なので色の鮮やかさが綺麗だ

だがしかし・・それからしばし経った
2005/4/13の状態でも
♂は幼虫のまま・・

ありがちだが♂♀の羽化時期のずれがある
だがビコロールのようにそれほど雌雄の
大きさが違わないものはあまりずれないとは
思うのだが・・
さてここから問題が発生・・・ 2002/4/24のこと・
2002/2/2の確認時にマットを総入れ替え
したのに・・ またマットの劣化・(変化?)
色が違う部分があるのがわかるだろうか?
これはマットがスカスカになっている
状態だがほかにもザラザラに変化する
状態がある
いずれにしても幼虫は弱って死んだり
拒食して透明になっていずれ死ぬことが多い
なんとかマットの変化部分以外にいて
助かった個体 
またもやマットを移し変えることに・・

同じマットの新しいものでなく
まったく違うマットを使うほうがいいのか?
多少 マットの変質があっても
ここまでくれば↑大丈夫
っちゅうかもう羽化するね こいつは・・
←羽化間近もあれば羽化中もあり、

既に羽化していた個体もあり→

♀はほとんどが羽化待ち〜羽化の状態だが

♂は前蛹のもものいない 
あまり♂♀の大きさに差がないタイプなのに
このままだと結構羽化がずれてきそうだ
2002/6/01
←♀の最初に羽化した個体はそろそろ
活動を開始し始めるものもいるのに・・

2002/6/15
♂はまだこんな感じで→

マット劣化による入れ替えを行ったせい?
まだ蛹室も作らないのはまずいような
7月にはいり漸くカップの外から蛹室が
確認できるようになる

2002/7/6
マットの変質のあとはマットの極度の感想・・
トラブル続きの本種の飼育・・
← 一応 中の様子を確認してみたが
ここまでくれば大丈夫だろう・・思っていたら・

2002/7/19
なんで?→
キクロマトスは蛹を出しても安全だと思って
いたのだが・・
2002/7/6にいくつか割り出して蛹の状態を確認した個体がすべて羽化に至らず黒くなっていた
原因ははっきりしないままだが パハン飼育で加温に失敗して温度が高くなった時に
溶けてしまったことがあったために 7月になった温度が問題ではないか?と思っていたのだが

同じところに置いて200mlカップ飼育で管理している幼虫は 2002/7/19でもこの通り→
温度に問題があって羽化に至らなかったのなら この幼虫も死んで腐って溶けるなり
していると思うのだが・・・
2002/8/1
最期にやはり♂の蛹は羽化できない・・
この時期に♀の羽化個体がいないこともあり
温度が原因かどうかは断言できないが
夏の温度管理は低めに押さえないとダメかも

2002/8/29
最初に羽化した♀が死に始める
入荷が11月だったので一年一化なら
早めに羽化しても10月ころまで寝てから
活動すると思っていたが
通年発生なのだろうか?
温度が高いために死んだかもしれないが・・



ビコロールホソアカクワガタ飼育結果




クワガタ4000匹以上がお待ちしております!