パプアキンイロクワガタ飼育記

飼育前時点での情報

名称 学名Lamprima adolphinae ラムプリマ・アドルフィナエ、 パプアキンイロクワガタ 通称パプキンと言われる

生態 大きさ 大きくても50ミリ足らず 小型である 有名な割に現地における生態情報が少ないが 「熱帯雨林のクワガタムシ」興味深い報告がされており 是非一読をオススメする

特記事項 キンイロクワガタといわれるとおりその色彩にはウットリする 個人的に変化が多い分ニジイロよりいい 蛹、幼虫はニジイロに良く似ており尻細、曲がったあごの蛹といい 特徴的である  ♂♀ともにブルーが好まれるがブラックも捨てがたい

入荷状況 ワイルド、累代ものともに多く出回っている ワイルドでペア¥2000以下だがブルー系は少々高め

飼育本から
webから
柔らかい材に産み 多産であるとのこと ブルーからブルーが出るというわけでなくブルーからいくつもの種類も出るらしい



 成虫飼育編

01.11.23にアスタコイデスノコギリクワガタと共に「山崎オオクワ」でワイルド イリアン Mt.トリコラ産を購入 
♂も欲しかったが品切れとのことでブルーとゴールドを購入 こいつらは累代目的だがワイルドなら産むかな?


産卵セット

ケース 昨年冬より遥かに飼育種が増えたのでスペースがなく小スペースで買うことを念頭におく

ゴールドはプリンカップで、ブルーは初めてコンテナケースで飼う

マット 両方同じマットを使用 心持水分を多めにしてみた

ほか ゼリーを使ってみるが? あんまり興味を示さない
やわらかい材がないのでマットを堅く詰める程度にする




11/25 ブルーのケースを持ち上げるとケース側面に卵確認
多産かどうかはともかく採卵は容易いようだ


しかし水分を逃がしにくい特性の所為か ケース全体が蒸れ気味・・ 状態が良くない

ケースにセットして2週間・・餌の減りが悪いのと壁面に見える卵が
たった1個のまま変わらないことから様子を見る
しばらく卵1個のまま様子を見ていたが変化が無いので12/7に暴いてみる

ケースを暴くと・・
見えていたのは1個だが・・出るわは出るわ・・とりあえず24個の大量だった  マットとに水分を与えて再セット
卵は外に放置していた別のマットに入れ替えたのだがマットが 冷えていたのでかなり孵化に不安が残る
2/15
カップ飼育の結果を見る  
♀は潜って見えない とはいっても側面には坑道が見えており「熱帯雨林のクワガタムシ」でも野外で木に坑道を掘って産卵していた報告があったので
少しは産んだかな?と期待を込めて暴く・・ するとあっさり卵を1個確認 傍には♀もいた

マット断面には他に見られなかったので とりあえず一個だけでも取れる事が確認できたらいいか・と思って気楽にいると・・
でるでる・・孵化したての1齢や産みたての卵・ その他 ボロボロと・・坑道が確認できなかった場所からも卵室に入った卵が出てきた
結局 卵10頭、1齢3頭の13頭を確認した

先に暴いたコンテナQ-BOX10ケースに比べて容積が小さいので産卵数が及ばないのは当たり前だが800mlのカップでこれだけ増えれば上々で
かなり多産かつ容易く増える種であると推察できる  累代には問題ない数なのでこれ以上採卵させる必要はないが産卵数データの為に
再び同じセットを継続してセットしていくことにする
卵・幼虫飼育編
採卵できた卵は 採卵セットに使っていたマットを使ってカップにて管理する
12月〜からの管理だったので当然温室内で管理
最初は温室上部の25℃程度になる所において管理していた

孵化率は当初問題なく、順調だった
1度120mlカップ一つに20ずつ2カップで
40個入れて温室底部
20℃以下で管理したがそこそこ孵化していた
こういう管理をしていたこともあり
丈夫と思っていたが・・夏場に痛い目を見る
ここで卵・1齢・2齢の比較を・・2齢は脱皮直後のものだが・・

上に卵、左下に1齢、右下に2齢である

こうしてみるとかなり頭幅が違う・・

2齢はこれ以外の画像資料が少なく なかなか見ることが無かった
3ヶ月もすると♀は蛹化も近い そして♂も大歯形でも3ヶ月で羽化することがある

♂は蛹化間近になっても気門が狭いままという印象があり、
これまでに見たドルクス、ヘクサルスリウスなどのように
太った印象が無い しかし気門の周りに脂肪?が付いて黄色になるのは同じ

頭の色が薄く なかなか特徴的 ニジイロ・キンイロクワガタの幼虫は特徴的である
カップ飼育で問題なく生育するのがほとんどだが、かなり印象的な個体がいた
カップを積んで飼育していたわけだが多少ばらつきがあった♂に比べて♀は一斉に蛹化し始めた
その中でカップが外れないなぁ・・そう思っていたら・・ 蛹室に使うカップ壁面までも完全に食い破ってしまった奴がいた
カップを食い破ってはいるがマットで
カップ壁面と外気の間を覆っていたので
問題なかろうがはずしてしまった以上
尖っている部分が
蛹化に言いわけが無いので人口蛹室に
移動させた
なおこの個体も無事に羽化して
青緑の綺麗な個体になった
02.03.24一番最初に取り出したブルー♀の卵の個体のうち120mlカップで飼育していたものが蛹化する
餌換え一回もしてなかった 120mlだけで羽化できるのである ♀に関しては・・だが・・決して大きい個体ではないが親くらいの大きさではある
しかし・・・知識としてはあったが・なんて変わった「カタチ」なんだろうか? 前足は「前に」、頭は前方に向いている・・・
ニジイロもそうだが とにかく普通のクワガタを見慣れていると奇異な「カタチ」である
なお明確に「蛹室」とはいえず単にマットを寄せて作った部屋って感じだ
これについては一度もマットの交換をしなかったために蛹室を作れなかったと思われる
微粒子状になっているフンばかりになりサラサラになってしまい、蛹室を作れなかったのであろる
02.04.21上の個体が羽化する 羽化まで一ヶ月もかかってしまった・・これは蛹の温度の管理温度が低かったせいと思われるが・・
他の♀の蛹もたくさんあるが全て遅いのである こんなものなのだろうか?
←羽化したての♀ まだ羽は固まっていない
前胸はビリジアン

→羽化してから1日たった 
まだ腹部は固まっておらずはみ出ているが
色はダークブルーであった
ん〜〜ブルーの子はブルー・・
それも親の色よりも濃い・
・野外でどんな♂に仕込まれたのだろうか・・
02.04.30より♂の個体群も蛹化始める
←・・・・・・まったく餌換えしてない・・
そのためにマットは食いかすで微粒子化してしまい満足に蛹室が作れない状態だった・・失敗!
カップを振ると蛹室が通夜すく壊れてしまう

蛹室から出して ♂の蛹を見る
それほど大きな個体ではないが・・
ニジイロは短歯形だったので巻き込んだアゴの
タイプの蛹を見るのは初めてだ

羽化した個体・・
 アゴが細く、華奢な感じを受けるがカップにキリで開けた穴を広げて逃げることもできる
変わった形でもクワガタはクワガタ!!

パプアキンイロクワガタ飼育結果