割り出しを行う





産卵が確認できたあとの割り出しについて
材産みの割り出しでなく マット産みの種の割り出し手順 例としてファブリースノコギリクワガタの割り出し風景をどうぞ


割り出しを行う前に用意するもの
私が使う例)
うすうす手袋1組 手が汚れないように
プリンカップ 当然 回収した卵を入れるため
スプーン 卵を掬うためなど
ヤスリ ヤスリ部はカップの穴をあけたり、柄の部分も使う
デジタルカメラ 作業の様子や採卵の状態を資料として残すため
新聞紙 割り出し作業でゴミを散らかさないため
ほかにも後で パソコンやプリンター、インクジェットラベル 84面 J8756-10も使います

新聞紙を広げてセットを暴く準備 コンテナケースを使ってもいいんだが あれは室内で・・私は屋外のガレージで行うのが常だ さあて手袋嵌めてと・・
産卵セットのペアや転倒防止の足場の樹皮を取り除き ケースを逆さにして一気に・・ ただ今回は卵しか見えてないので手荒に行ったが 1齢などがいる場合はケースとマットに擦れて死んでしまうことがあるので慎重に行う
ノコギリのマット産みの場合はケースに堅くマットを詰めているので後で崩して確認
まずはケース底面やケースの壁面に確認できた卵を回収 なおこのとき卵の様子や卵が産みこまれてる様子をデジカメで撮っておく


スプーンを使って卵を回収  実際にはスプーンは使わなくてもいいが (結構卵は堅い) 指だとうまくつかめないんだよ 小さい卵だと・・・
で一通り見てている卵を回収したら あとはマットを手でほぐし ほぐし・・  特にマットが堅い塊になっているとこは指で転がして崩すと中から卵がコロって出てくるころが多い
ノコギリやホソアカ、キンイロなどは特に・
で回収した卵はとりあえず一つのカップにまとめておく  その際に色が変になっている卵など 明らかに孵化したいであろう卵は除外 中身がよってるやつや 赤く腐りかけのやつなど・

で卵の回収のあと再セットとなるわけだが いきなりマットを全部戻してはいけない
画像にあるように回収忘れの卵や幼虫が顔を出すこともある そして少しずつのマットを
固めていくほうが堅く詰まる
再セットが終わったら カップリング個体を戻すわけだが このとき♀の様子を確認
♂に攻撃されて挟まれているなら ♂を覗いて♀単独の産卵セットにする
また♂に攻撃されてなくても 前足や後足の肢節から無くなっている場合は産卵に支障があるそうなので
再セットはやめたほうが無難か? 中足は無くても大丈夫だそうな・・(試してないが・)

得られた卵は この日は18個

ホソアカクワガタやキンイロクワガタなどはもっと産卵数が多いので 430mlカップに5個ほど入れることもあるがノコギリクワガタは孵化率も高いのでプリンカップ60mlに卵を一個ずついれる
マットをカップに堅く詰める
そのあとヤスリの柄の部分を堅く詰めたマットにズボっと差して穴を開ける 卵の大きさぎりぎりでなく少し大きめに・
卵を落とし込む ばら撒き産卵するならこんなことはする必要もないだろうが マットに産みこまれた卵が部屋に入っているころから できれば卵の部屋を再現したほうがいいと思う 卵割して幼虫が形成されると卵自体が大きくなるしね
上からマットをかけて蓋を閉める このままでよいが カップが小さいと乾燥がすぐに進む場合があるのでたまに蓋を開けて霧吹きをかける
蓋にはヤスリで穴を開ける ただし大きい穴だとキノコバエが入るので針で穴を開けるほうがいいかも?

セットの暴きが終わった後は新聞紙にゴミを集めて 一番上の新聞紙をくしゃっと丸めてスーパーのナイロン袋にいれて可燃ごみへ

ここまで30分で終了
カップに詰め終わったがこのままでは 何クワガタがわからないのでラベルシールを張る

私はインクジェットラベル 84面 J8756-10に種と個体ナンバーを印刷したものをはる

他にも割り出した日付をいれたり 印字のフォントや色を変えることで割出日が
同じものかどうかの区別をしたりすることもある

あとは乾燥に気を配りマットに幼虫が見えて2齢程度になるまではこのままに


この日は材はそのまま埋め戻したが その確認時の材は 見ただけでは特になにも変化が無いようにみえるが
スプーンを逆さにして縁で シャコッ シャコッと材の表面を削る
材に産卵して埋め戻した後が見える この毛羽立ちが多くボロボロになっているなら 材を別の容器に移して新たな材を投入する
材に水分が多い場合は中で腐ってることがあるので 出来ればこの産卵痕を暴いて卵を確認したほうがいい